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エフエム山口

FM山口から転送)
エフエム山口
FM-Yamaguchi co,.Ltd.
放送対象地域 山口県
系列 JFN
略称 FMY
愛称 FM山口
コールサイン JOUU-FM
開局日 1985年12月1日
本社 〒753-8521
山口県山口市緑町3-31
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 山口 79.2MHz / 1kW
主な中継局 下関 77.7MHz
宇部 88.6MHz
岩国 82.1MHz
柳井 77.9MHz
萩 78.6MHz 他
公式サイト www.fmy.co.jp
特記事項:山口本局の送信所は防府市にある。
完全子会社に「(株)ZERO・db(ゼロ・ディービー)」(前身社名「サウンドオフィスFM」)がある。
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株式会社エフエム山口(エフエムやまぐち、FM-Yamaguchi co,.Ltd.)は、山口県放送対象地域として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。略称はFMYJFN系列局。九州・山口のJFN系列8局で構成するFMQリーグにも参加している。

株式会社エフエム山口
FM-Yamaguchi co,.Ltd.
エフエム山口 局舎
現在は鉄塔にFMYロゴがついているが、2005年12月まではピンクで「FM」、青で「山口」とタテに設置されていた(会社案内のページの中にある写真がそれである)。
種類 株式会社
略称 FMY
本社所在地 753-8521
山口県山口市緑町3-31
設立 1985年4月1日
業種 情報・通信業
事業内容 放送法に基づく超短波放送事業ほか
代表者 藤井 正史(代表取締役社長)
資本金 4億9500万円(2015年2月)
決算期 毎年3月31日
主要株主 #資本構成を参照
主要子会社 株式会社ZERO・db
外部リンク http://www.fmy.co.jp/
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概要[編集]

1985年12月1日に全国20番目のFM局、全国69番目のラジオ放送局として開局した、山口県唯一の県域民放FM局である。放送開始当初からJFNC制作番組のネット比率が高い。

送信にあたっては「反射板」を使うという全国でも珍しい送信方法を取っている。FM山口の本社から送信所のある大平山防府市牟礼登尾)の間には稜線が横たわっているなどの理由で電波を直接送るためには、鉄塔を高くしなければならず、費用も割高となる。そのため、大平山と反対方向の山である障子岳に反射板を設置している。まずそこに電波を送り、反射させて電波を大平山送信所に送っている。なお、近傍に位置するNHK山口放送局は、直接大平山に電波を送れるように鉄塔の位置・高さを調整している[要出典]

2001年夏頃から愛称(キャッチコピー)として「Heart Warm Radio」(ハート・ウォーム・レディオ)を使用するようになり、かつて放送された『FridaySuperFreak』や2001年秋の大改編でスタートした『Morning Kiss』、『Heart Beat Basket』、2004年スタートの『ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip』のジングルで使用するようになったが、2005年の開局20周年に合わせて、これまでウェブサイトのアドレスやメールのドメインで使用されるなどしてきた「FMY」を積極的に使用するようになり、「Heart Warm Radio」のジングルも使用終了している(詳細は後述)。なお、新聞のラジオ欄における局名表記は開局以来「FM山口」「エフエム山口」を用いている事例が多い。

同じく山口市内に本社を置く民放テレビ局であるテレビ山口山口ケーブルビジョンと業務提携関係にあることから、3局合同イベント・特番の制作が随時行われている。また、FM山口とテレビ山口は相互に番組宣伝CMが放送されている。

キャッチフレーズ[編集]

  • ときめく夢 きらめく音 - 1985年の開局から2001年6月まで。90年代まではこのキャッチフレーズを用いたジングルもオンエアしていた。
  • 面白すぎて 耳が点! - 1995年の10周年記念で制定。
  • Heart Warm Radio - 2001年7月から2005年11月30日まで使用。様々な自社制作番組のジングルやJFN共通ジングルにおいて使用していた。
    • 2005年12月1日 - 2015年3月31日は未設定
  • 届いてる!FMY - 2015年4月1日より。開局30周年キャッチコピー。「色んな人のメッセージや思いを、これまでも、これからも届け続けて行く、リスナーのハートに一番近い、一番身近なメディアでありたい」という願いが込められている[1]。同時に"FMY Happy 30 Years"が始動。30posse(サンゼロポッセ)がイメージキャラクターに就任。

資本構成[編集]

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[2][3][4]

2015年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 45
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
朝日新聞社 854株 8.62%
テレビ山口 655株 6.61%
山口放送 556株 5.61%
読売新聞大阪本社 556株 5.61%
中国新聞社 457株 4.61%
広島東洋カープ 457株 4.61%
宇部興産 408株 4.12%
トクヤマ 358株 3.61%
関門港湾建設 358株 3.61%

2003年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 48
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
朝日新聞社 854株 8.62%
テレビ山口 655株 6.61%
山口放送 556株 5.61%
読売新聞大阪本社 457株 4.61%
広島東洋カープ 457株 4.61%
清原梅義 457株 4.61%
大西操 [5] 457株 4.61%
宇部興産 408株 4.12%
トクヤマ 358株 3.61%

1992年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 56
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
定兼一 [5] 457株 4.61%
大原博之 [5] 457株 4.61%
清原梅義 [5] 457株 4.61%
福田只雄 [5] 457株 4.61%
八木宗十郎 [5] 457株 4.61%
岡村友三郎 457株 4.61%
川村龍平 396株 4.00%
宇部興産 358株 3.61%
山口銀行 297株 3.00%
山口県農業協同組合中央会 297株 3.00%

送信所・中継局[編集]

開局当初の中継局は山口本局の他、下関・宇部・山口鴻ノ峯・柳井・岩国・萩のみだった。その他の中継局は随時設置されたものである[要出典]

中継局名 中継局所在地
(山の名前)
周波数
(単位MHz)
出力
(単位W)
中継局名 中継局所在地
(山の名前)
周波数
(単位MHz)
出力
(単位W)
下関局 火の山 77.7 50 萩局 田床山 78.6 100
豊浦局 草場山 78.3 10 柳井局 石城山 77.9 100
長門局[6] 矢ヶ浦岳 89.4 20 周防大島局 嵩山 84.5 10
美祢局 桜山 81.5 100 岩国局 城山 82.1 10
宇部局 大場山 88.6 100 山口鴻ノ峯局 鴻ノ峰 82.1 10

なお、スマートフォン向けのサイマル放送サービスであるLISMO WAVE(2011年1月26日から)とドコデモFM(2011年12月5日から)[7]でも配信を行っている。

 

所有スタジオ[編集]

  • 第1スタジオ: 主に生放送番組用に使用されるスタジオ。以前はセミオープンスタジオとして使用していたが、保安上の問題から現在は原則非公開となっている。
  • 第2スタジオ: 副調整室と一体化しているため、主に録音番組用に使用されるスタジオ。またワンマンスタイルの生放送番組(例:ビリフラMAXPURE Morning[8])用に使用されることもある。
  • 第3スタジオ: 主にニュース番組用に使用されるスタジオ。
  • 第4スタジオ: 簡易スタジオ。

各番組[編集]

火曜-日曜は5:00を起点とした24時間放送。平日は「Memories & Discoveries」の折り返し地点で起点を跨ぐ。
ただし、月曜は未明の0:30-5:00を放送休止時間にあてている(多くの場合試験電波を流す。後述)。

放送中の自社制作番組[編集]

2016年7月現在の主な自社製作番組。平日の朝と夕方、金曜の昼に自社制作の時間枠がある。以前は平日昼と平日夕方にも自社制作の枠があったが、昼枠は2008年4月からONCEJFNC制作、金曜のみ2011年11月に打ち切り)の、夕方枠は2010年4月からNews Delivery -Evening Edition-(JFNC制作。2015年11月で終了)のそれぞれネット受けに変更された。

2010年以降、年末年始はすべての生ワイド番組が休止され(番組名の頭に(L)のあるもの)、JFNCのラインネット番組や録音番組、自社制作でも録音番組に差替えされる。

番組名 放送時間 DJ 備考
(L) PURE Morning 月 - 金 7:30 - 8:50 新井道子 [ネット枠 1]
(L) JOYOUS!(ジョイアス) 月 - 金 9:00 - 11:00 (月・水・金)わだりえ
(火・木)中馬祥子
[ネット枠 2]
(L) COZINESS 月 - 木 15:00 - 18:55 大和良子 [ネット枠 3]
メディカル山口 最終木曜日 17:10 - 17:20 藤澤香織 COZINESS内包
GEORGIA Dream Catcher 月 - 木 17:25 - 17:30 金光一昭 HFM発、中国地方4局5県企画ネット。
COZINESS内包。
FM県民ダイアリー 月 - 金 18:10 - 18:15 水谷寛 なお年末年始は休止される。
COZINESS/はっぴーはっぴーフライデー内包
(L) HARAPAN! 金 11:30 - 12:55 中馬祥子
掛波岳澄
 
(L) はっぴーはっぴーフライデー 金 15:00 - 18:55 金光一昭
宮田あやか
[ネット枠 4]
大人ウォーク 金 20:00 - 20:30 白松あつ子 2008年5月スタートのトーク番組。
放送開始時は土曜20時からの55分番組だった。
2010年4月から水曜20時台前半に枠移動するとともに25分短縮。
2011年4月の改編で「A・O・R」のネット開始に伴い枠移動。
Ride On Music! 金 21:00 - 22:00 兵頭尚吾
中馬祥子
放送開始時は土曜18:30からの25分番組だった。
しものせきROOM 土 11:00 - 11:15 中尾友昭 下関市長
野田有加
コミュニティエフエム下関制作のものを同時ネット。
野田はコミュニティエフエム下関のパーソナリティ。
Sound Puredio Car Audio Talking season5 土 11:15 - 11:30 大和良子 休止期間中は『Music Remerk』。
ネコニチーク 土 12:00 - 12:55 大畠寛美
はる
2016年7月2日分より録音放送に切り替え
UU.Concierge
〜ゆーゆー・こんしぇるじゅ〜
土・日 12:55 - 13:00
土・日 17:55 - 18:00
宮崎桂  
MIKKOとヤスベェの Hey!Girl Hey!Boy 土 18:00 - 18:30 MIKKO
大谷泰彦
2012年10月スタート。
日曜19時からの放送だったが半年後に枠移動。
YASUBE PRESENTS THE mouVment 日 18:30 - 18:55 大谷泰彦  
ウキウキ放送局!零-ゼロ- 日 24:00 - 24:30 水谷寛  
  1. ^ (ネット枠)7:55 - 8:00「JFN NEWS ハイライト」(JFNC発)、8:00 - 8:20「中西哲生のクロノス」(TOKYO FM発)
  2. ^ (ネット枠)10:10 - 10:15「JFNラジオショッピング」(JFNC発)
  3. ^ (ネット枠)15:32 - 15:42「あぐりずむ」(TOKYO FM発)、15:42 - 15:47「JFNラジオショッピング」(JFNC発)、15:55 - 16:00「JFNニュース」(JFNC発)、16:10 - 16:19「はぴねすくらぶラジオショッピング」(JFNC発)、17:20 - 17:25 JFNC発5分番組<(月)Car Life Up To You/(火)イマドキ用語の基礎知識/(水)ECO LIFE~幸せのヒント~/(木)ゴルフ大好き宣言>、17:50 - 18:00「NAGASE The Standard」(TOKYO FM制作、JFN異時ネット)
  4. ^ (ネット枠)15:55 - 16:00「JFNニュース」(JFNC発)

JFNC・TOKYO FM以外のネット番組[編集]

下記以外はJFNC制作番組、TOKYO FM制作番組がメインである。

現在放送中
放送終了

ニュース・天気予報・交通情報[編集]

ニュース(ローカル枠)
2015年3月をもって自社制作・各新聞社配信のニュースはすべて取りやめられ、全枠「JFNニュース」の放送へ変わった。このうち7:55の枠は「JFN NEWS ハイライト」に改題する。ローカルの話題は自社制作番組の中で随時触れるのみとなっている。そのため"FMY NEWS highlight"のジングルとBGMは廃止された。
2015年3月まで、自社送出のニュースは平日のみ1日6回放送。朝8:55と夕方18:55の回を除き、下記の全国紙・ブロック紙が日替わりで協賛して、ストレートニュース形式で独立した放送枠となっていた。
開局当初から永らく[16]BGM無しだったが、20周年のジングル変更時に「FMY news highlight」のコールタイトルとBGMが挿入されるようになった。
かつては土日も放送されていたが、2009年4月よりすべてJFNC配信のJFNニュースに切り替えた上で一部時間帯にスポンサーを付けて放送している。その場合は水谷アナウンサーによる提供クレジットが冒頭に入る。
曜日別に以下の各紙からの素材提供を受けていた。うち、読売・中国・山口の各紙はニュース枠のスポンサーにもなっていた(各紙関連のCMが挿入される)。朝日新聞はかつてCMを挿入していたが、現在はCMを流さず、代わりにFMYのジングルを挿入していた。
ニュースの冒頭は「時刻は○時××分になりました。(□□の提供でお送りする)■■新聞ニュースをお伝えします。」で開始し、終了時に「以上、△△がお伝えしました。」で締めてCMに入った。
CM明けに、スポンサーが無い場合は「■■新聞ニュースをエフエム山口のニューススタジオからお伝えしました。」で終了。CMがある場合は「■■新聞ニュース、□□の提供でお伝えしました。」で締めた。
2012年3月をもって平日8:55に放送されてきた経済情報特化の「日経ジャーナル」が終了した。
なお、自社制作のニュース("FMY NEWS highlight"のジングルが入るもの)はドコデモFMでは配信されていない。
  月~金 土曜 日曜 備考
7 7:55     朝ワイドに内包される形で放送。
8 8:55 (J) 平日は旧「日経」枠。2012年3月に終了
9        
10        
11 11:55   11:55 (J)  
12   12:55 (J) かつて日曜はこの時間に天気を放送していた。
13        
14   14:55 (J)    
15 15:55      
16   16:55 (J)  
17 17:20     「NEWSハイライト」など各番組によって改題。
月~木は読売、金は中国。
  17:55 (J)  
18 18:55 18:55 (J) 土日もかつては山口新聞ニュース
19 19:55      
20   20:55 (J)  
21 21:55 (J) 原則この時間以降は翌朝まで自社編成はない。
22   22:55 (J)  
23        
24 24:55     かつて「PUSH ONE」だったが1時間枠を繰り上げている。

上記に記したとおり現在全てJFNニュースとなっている。以上のものは2015年3月のもの。(J)はJFN。

天気予報
平日のみ1日1回放送(7:30)。ただし、明確に「天気予報」という独立した枠があるのは朝の番組のみ。
開局以来女声コーラスの「天気予報〜」のジングルの後「RAINBOW MAN」(アール・クルー)に乗せて天気を読んでいたが、20周年のジングル変更時に「FMY weather」のコールタイトル後にアップテンポのBGMに乗せて放送するスタイルとなっている。
こちらもかつては土日も放送されていたが、すべて廃枠となっている。10:55、17:55に放送され、日曜のみ12:55にも放送があった。また平日昼(13:47)にも放送されたことがあった。夕方に関しても夕方ワイドに内包、ないしは独立枠(金曜日)で18:50に放送されていたが2010年3月末の平日夕方ワイド廃止で廃枠となった。
2015年12月改編をもって8:25の放送も廃止された。現在は早朝1回のみで、そのあとは適宜触れるのみ。また、"FMY weather"のジングルとBGMも廃止された。
道路交通情報
平日1日5回・土曜1日2回放送。日本道路交通情報センター山口センターからの放送。ニュースなどと同様に独立パート扱いとなっており、他局のようにDJとのやりとりはない。なお、日曜は従来から放送が無い(KRYラジオも同様)。
開局以来、FMとしては珍しく「道路交通情報」と名乗っている。1998年の"Friday Super Freak"で開始時から、2015年12月現在に至るまで使用されてジングルでは"Traffic Information"と歌っている。(ただし、次コーナー紹介や提供読みの際は依然「道路交通情報」と読み上げられる。)
開局以来女声コーラスの「道路交通情報〜」のジングルの後トゥーツ・シールマンスのDriven' southに乗せて読み上げられていたが、20周年のジングル変更時に上記で使用されているものに統一された。
  月~金 土曜 日曜 備考
6   6:51 6:39 ネット番組内包の「全国幹線道路情報」
7 7:35     朝ワイドに内包される形で放送。
8 8:50 8:20   2015年11月までは朝ワイドに内包される形で放送。12月からは独立番組での放送。
土曜は独立枠だったこともあるが現在はネット番組に内包。
9        
10       平日10:20から放送された。
長らく独立番組であったが、現在は朝ワイド内包。
2015年3月末で廃止。
11        
12        
13        
14 14:30     ネット番組内包。
自社制作になる以前からネット枠に内包されていた。
15       土曜15:55から放送されていた。
2015年3月末で廃止。
16        
17 17:30     自社ワイドに内包。
18 18:20     自社ワイドに内包。

特別番組[編集]

  • FM山口開局特番(毎年11月23日 - 12月1日のうちに長時間編成、2010年は特番としては放送せず)

ヘヴィー・ローテーション[編集]

エフエム山口ではヘヴィー・ローテーション(パワープレイ)のことを「FMY PUSH ONE」(プッシュ・ワン、「一押し」の直訳。FMY検定によるとサブタイトルは「炎の皿回し」ということである)と呼び、月一回洋楽と邦楽一曲ずつ選んで5分枠または自社制作番組の中で放送している。

また、年1回8月にFMQリーグの共同企画としてヘヴィー・ローテーション企画「FM Q LEAGUE POWER PLAY」を放送している。

放送終了した自社制作番組[編集]

早朝番組[編集]

は最終的に2001年に『Morning Kiss』に吸収合併された番組。

  • サンライズ・ウェイヴ
    開局当初に放送していたミニ番組のひとつ。後に5分間の『ウェザー・ファイル』()へと変わる
  • Morning Breeze
  • Okky'sSuperRadioShow → Morning Kiss FridayEdition
  • Morning Kiss → Morning Street

元来、エフエム山口は朝番組には非常に消極的であった。朝はJFNCからのネット番組を中心に編成し、ローカル差替え可能枠にミニ番組を組み込んでいた。上記の「サンライズ・ウェイヴ」「ウェザー・ファイル」「Morning Breeze」がそれである。2001年秋の改編で後発ながらようやく朝ワイドを立ち上げた。
後番組の関係から10:20終了が続いていたが、2014年10月より11:00までに拡大された。

昼ワイド番組[編集]


このうちの「FM MUSIC SALAD」は開局当時から続く番組で2001年の秋まで12時スタートを維持し続けた。
その改編により、放送時間を拡大するもののいったん撤退し復活、現在は金曜日のみに縮小している。

「コットン・クラブ」と「グッデー・アフタヌーン」は昼下がりに生放送していた。この2番組のあいだには多少のブランクがある。

「REDCARD」はパーソナリティの一人であるゴンザレス弘中が下関市を地盤にしていたこともあり下関方面の情報が多かった。また、もともと金曜日に放送されていたが、後述の縦長ワイド設定に伴い水曜日に変更になった。また、「FM MUSIC SALAD」も金曜が廃止される。

なお、現在廃枠の13:47の天気予報や14:30の道路交通情報が長らく続いているのはこの頃の名残である。

「ニコニコフライデー」は久しぶりの昼枠の放送ではあるが前述通り金曜のみの放送。

「Daytime Street」は2009年に立ち上げられた昼ワイド。2010年3月までは15:55までであったが、夕方ワイドが終了したため、一部を引き継いだうえで16:55までに拡大した。2015年11月の改編で終了、前半部分はJFNCネットに復す。また、後半部分は夕方ワイドに統合され再び廃枠となった。

 

夕方ワイド番組[編集]

は最終的に2003年に『paradise radio』に吸収合併された番組。

こちらも開局当初こそ消極的だったものの、1989年にJFNCネット番組から情報番組「FMY EVENING TERMINAL」へ切り替えた(こちらも縦長ワイドがはじまるまでは金曜まで放送)。
1998年からは電リク番組「さでこみ」を立ち上げる。その後の「paradise radio」後期から放送時間を繰り上げていったが2010年3月に現行の昼ワイドと統合する形で廃枠となり、その後はネット番組の一部を差し替える形をとっていた。2015年12月より自社ワイドが15:00スタートの4時間枠で復活(内包コーナーはそのままスライド)。

また、2009年春より「Evening Street」が金曜日に拡大され、「FMY EVENING TERMINAL」と同じような編成となっていたが終了、金曜縦長ワイドとしてこちらは継続している。

金曜縦長ワイド番組[編集]

1998年、エフエム山口の改編の一つとして金曜日に縦長ワイドを設けることとなった。それが「フライデー・スーパー・フリーク」で、地方ローカルの番組としてはロングランとなる7時間30分の放送を開始した。
2001年の改編で終了し、「デリシャス・フライデー」というレーベルを設けることになった。朝と昼の番組は他曜日と同一であるがパーソナリティや一部構成を変更することで差別感を図った。夕方枠はこれまで土曜60分枠であった「COUNT DOWN ATTACK!!」を内包させた。

2006年スタートの「ビリフラMAX」を最後にして5時間以上の生ワイドは制作されていないが、金曜の縦長ワイドのコンセプトは引き継がれ続けている。

その他の自社番組[編集]

日曜午後6時前半枠

開始以来、この時間帯には「FM県民ダイアリー」とは異なる山口県提供の番組が放送されてきた。山口在住の様々な人にインタビューしたり、県の取り組みを聴いていくインタビューが主であった。

日曜午後6時後半枠
  • 集まれ!音楽の仲間たち〜スウィンギング・ア・ミュージック
  • Sunday Sports 630
カウントダウン
  • Weekend Best10 → COUNT DOWN ATTACK!! → ビリフラMAX TOP10 → FMY WEEKLY MUSIC CHART
    「Weekend Best10」は広島などで活躍する君崎滋が出演していた。その後、それをリニューアルする形で「COUNT DOWN ATTACK!!」がはじまる。この頃までは土曜の夜に60分放送されていた。
    「COUNT DOWN ATTACK!!」が金曜の夕方に移動して以降は縦長ワイドの後半部分をカウントダウンとするようになっていった。「FMY WEEKLY MUSIC CHART」は「Evening Street」から使われているタイトルである。2015年11月27日、内包先の『FRIDAY BANG!BANG!HAGHWAY』終了に伴い、長きにわたって発表されてきた山口県下のオフィシャルチャートの発表はなくなった。
アマチュアバンド応援番組
その他
  • BB金光のプレジャーQ(クオーター)
釣り専門の15分番組

放送形態[編集]

JFNC番組ネット形態[編集]

FM山口では、JFNC制作番組を不自然な形で放送することが多い。

  • ネット番組内に独自に別番組枠を設けており、本来のコーナーが放送されないケースがある。
    過去の例では、「te quiero pa quiero」内で、毎週金曜日に「ビバ!地球市民」を放送していたため、9:30からの20分が放送されなかった。「te quiero〜」が「Open Sesame!」に変わる際に「地球市民」が枠移動し、この形態は消滅した。また、「ヒルサイド・アヴェニュー」→「Wonderful Go!Go!」についても、14:30からの10分間は「道路交通情報」「FMほっとインフォメーション」のため放送されなかった。
    現在は、自社制作番組項の「News Delivery」の他、「FRIDAY GOES ON! 〜あっ、それいただきっ!〜」と「SPORTS GROOVE!!」がその例となる。前者はローカル枠でない14:30から交通情報を放送し14:35から再び飛び乗り。後者の場合は本来のローカル枠8:20の時間帯に交通情報を放送するほか、ローカル枠から外れる8:25からPUSH ONEを放送して、8:30から飛び乗っていた。後番組の「サタ☆スポ」は8:20で飛び降りていたが、現在は再び8:30から飛び乗る編成に戻っている。
  • 番組自体が継続されていても比較的短期間でネット打ち切りとなる番組が多い。
  • CM枠においては、ほとんどの番組でCMフィラーBGMを差し替えず放送する。ただし、途中の自社差替前後や毎時55分過ぎからのCM枠には自社からのCMを発信する。
  • 年末年始は一部の自社制作の情報番組を休むため、代替として通常は放送されないJFNC制作の番組がネットされることがある。
    過去の例では、「Heart Beat Basket」や「ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip」が休みに入ったため、「CO-CO MIX」や「Switch!」がネットされた(CO-CO MIXはもともとレギュラー放送されていた番組でもある)。
    2010年末以降は、自社制作の情報番組がすべて休止される。「Morning Street」は「OH! HAPPY MORNING」のネットとなり、「Daytime Street」は「flowers」→「face」もしくはJFNC年末年始特番へと変更される。
  • 2010年以降、日曜19時枠以外にも土曜の昼と夕方に単発30分単位の特別番組を編成することが多く、その時間帯のJFNC番組は休止となり振替放送はしない。なお、その単発番組はFM FUKUOKA発のことが多く、番組によっては福岡・山口のみのこともある[17]

2001年秋の大改編[編集]

エフエム山口は2001年10月1日に番組改革の一つとして、平日の全日的な大規模な番組改編を行った[18]。これは、従来朝と昼前に行ってきたJFNCネット番組(2001年9月末時/朝:『Open Sesame!』、昼:『CO-CO MIX』)を打ち切って新たに自社製作番組をスタートさせたものである。

朝枠では『ウェザーファイル』・『道路交通情報』・『Morning Breeze』・『ニュース』・『立花裕人のMORNING FREEWAY』・『三本和彦の自動車王国』・『天気予報』・『Open Sesame!』・『日経ジャーナル』(『Open Sesame!』に内包)を統合して、新たなるローカルワイド番組として新井道子担当の『Morning Kiss』を立ち上げた(『自動車王国』『Open Sesame!』はこの時点でネットを打ち切られた)。

昼枠では、『CO-CO MIX』・『ニュース』・ローカル番組『FM MUSIC SALAD』を統合して井村由美子担当の『Heart Beat Basket』を立ち上げた。

金曜はもともとの『Open Sesame!』の打ち切りと金曜午後の自社制作番組だった『FridaySuperFreak』の発展として朝の7:30からの14時間を『デリシャス・フライデー』として、立石三恵子担当の『Morning Kiss』、同じく立石担当の『Heart Beat Basket』、ネット番組の『ヒルサイド・アヴェニュー フライデー・スペシャル』をスタートさせ、さらに『「坂崎さんの番組」という番組』の枠移動、井村担当『COUNT DOWN ATTACK!!』の枠拡大、枠移動と従来の『木もれ陽のアプローズ』(HFM制作・中国4局ネット)と『ディア・フレンズ』(TFM制作・JFN全国ネット)を組み込んだ編成を行った。

2003年3月に『Heart Beat Basket』が、2006年3月に『COUNT DOWN ATTACK!!』が終了し、最後まで残っていた『Morning Kiss』も2008年3月に終了した。朝の帯番組は『Morning Street』として自社制作を継続しているが、昼の帯番組は2008年4月からJFNCネット (ONCE) に復帰した。

コーポレートロゴ変更[編集]

2005年7月1日CIを実施し、コーポレートロゴを全面変更し、ホームページも大幅にリニューアルした。このコーポレートロゴはCI以前から『FMY-TV』で先行使用されていた。これに伴い番組・CM中のジングルも一部変更され、以前の愛称“Heart Warm Radio”が原則として使用終了となった(ただし、2008年春までは『Morning Kiss』『ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip』のオープニングにおいてこの愛称がコールされていた)。

また、イラストレーター・上大岡トメ[19]がデザインした新キャラクター「緑山タイガ」を採用した。

開局20周年でのジングル等の変更[編集]

エフエム山口は2005年12月1日の開局20周年を機にジングルやミニ情報番組のBGMの全面変更を行った。

ジングルは開局以来のものや10周年記念のものはすべて20周年の特別版、及びそれを元としたものに全差し替えとなった。

最も多く流されたのは、1985年12月の開局以来のもの。女声コーラスによる、「エフエムやまぐち〜」「J・O・U・U〜、エフエムやまぐち〜」「うきうきサウンド・わくわくメディア〜♪」などと歌うものだった。開局から5年後の1990年には西司(にし・つかさ)プロデュースによるものが作られ、その5年後の1995年には10周年記念のものもできた。

20周年以降のものは、アメリカのダラスで制作されたものとなっている。「FMY the place for you」と歌われているものは、2パターンあり、最初は「20th anniversary」と歌われていたが、21年目以降の事もあって差し替え用の「It's your power station」が用意されている。

また、自社送出のニュース・天気予報・道路交通情報のコールタイトル・BGMをあわせて全面的に変更している(上述)。

なお、FMY-Contents・だるだる談話室内で古いジングルが紹介されている。

また、これはCI時と同時にTOKYO FMの全国ネット番組前(一部除く)で用いられていたJFN共通ジングルの使用を取りやめ独自ジングルを採用している。
この共通ジングルでは、共通の「♪Your listening to your favorite」と歌った後に、女声で「Heart Warm Radio FM YAMAGUCHI」と読み上げられた。

2015年12月1日の開局30周年を前に4月1日にステーションジングルが新しくなった(「♪Happy Thirty Years Always by your side FMY」と歌っている)[20]
開局31年目に入った12月1日以降は別の英語表現に変わっているがメロディラインと最後の「FMY」は変わっていない。

放送開始・終了・休止[編集]

放送は日曜日深夜(月曜日未明)の24:30 - 29:00 (0:30 - 5:00) までをメンテナンスタイムとして放送を休止しているが、それ以外は24時間放送。メンテナンス多の際は試験電波を発射しており、終了後翌朝まで音楽を流し、毎正時には時報、0:35頃と、毎時30分過ぎには試験電波発射中のアナウンスが流れる(アナウンスは新井道子アナウンサー)。

流れる音楽としては、洋楽・邦楽やインストゥルメンタル曲を垂れ流しするほかに、過去の洋邦PUSH ONEを特集して流すこともある。この試験電波はドコデモFMでも流される。

エフエム山口では、毎朝4:58.30 - 4:59.42まで、周波数告知(月曜日早朝はこの告知がオープニング)を行う。オープニングアナウンスの時のBGMは『あすの天気』(日本テレビ毎日20:57頃)のものと同一のもの。オープニングBGMは「Feelin' Happy/Dan Siegel」。
日曜深夜のみ0:29.00 - 0:30.30に放送終了アナウンス(クロージング)を放送(アナウンスは新井道子アナ)。これまでは「夜にやさしく包まれて、さぁ、夢空間へ旅立ってください。今夜はどんな夢を見るのでしょうか」というアナウンスが追加されていたが、周防大島局開局で、これまで途中に読まれていた「今日のプログラムをすべて終了いたします」を末尾に持ってくる形に変更。クロージングBGMは「パストラル/中村由利子[21]
いずれも、アナウンスの構成は変わっておらず、中継局の紹介は大平山送信所から開局順。

FMY Podcast[編集]

FM山口では、番組でカバーできなかった情報などをポッドキャストで配信している。

アナウンサー[編集]

開局以来、自社アナウンサーは比較的少数で放送されている。最大6人体制であったが、中途退職と後任の不補充により、4名まで減少している。

在籍中[編集]

  • 水谷寛(1986年 - ) - 大のアニメ好きとしても有名。情報番組とアニラジを巧みにこなす
  • BB金光(1993年 - /情報番組では主に本名の『金光一昭』名義で出演) - レジャー番組やバラエティ番組を中心に活躍する一方でイベントや自社制作番組のプロデュース・ディレクション・ミキサー・ライターを一手に引き受けてこなす。
  • 新井道子(1987年 - ) - FMY専属では唯一の女性アナウンサー
  • 大和良子(2008年3月 - /現在はフリーアナウンサー) - かつて「SUNSET-STUDIO FMY EVENING TERMINAL」を担当していたこともある。

退職者[編集]

  • 荒瀬英俊(1985年 - 2002年/現:フリー、県内のコミュニティFM(宇部や防府など)を拠点に活動) - FMY開局前まではラジオ福島でアナウンサーをしていたがUターン。
  • 木谷美帆(1994年 - 2001年/現:フリー、関西を拠点に活動。FM-OKAYAMAMBSラジオe-radioなどで番組を担当し、現在はラジオ関西三上公也の情報アサイチ!」アシスタント)
  • 井村由美子(1993年 - 2010年)
  • 俊山真美(2004年 - 2009年/現:フリー、広島を拠点に活動。RCCラジオなどで番組やレポートを担当し、現在はHFM皆実町マルシェ」パーソナリティ)
  • 鈴木晶久(2003年 - 2010年3月/現:フリー、関東を拠点に活動。TOKYO FM報道情報センター所属。このセンターではJFNニュースも担当するため、時折JFNニュースやTFM発の番組で声が聴ける)
  • 築地雄太郎(2011年4月 - 2014年3月)

脚注[編集]

  1. ^ エフエム山口営業部のツイッター(2015年4月1日午前6時16分)
  2. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015年11月20日、404頁。
  3. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003年11月、417頁。
  4. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992年11月、395頁。
  5. a b c d e f エフエム山口 非常勤取締役
  6. ^ 長門局は開局から2000年7月2日までは81.6MHz(出力10W)で送信されていた。しかし、当局の美祢局(81.5MHz、開局は長門局より後だった)との混信や、美祢局内でのマスキング(全く受信できなくなる現象)の発生、NHK山口FM豊北局(81.9MHz)との混信が起きたため、2000年7月3日に現在の周波数に変更され、同時に出力も増強された。余談だが、中国新聞(山口版)のFM山口週間番組表のチャンネル欄は、2000年7月3日発行以降も旧周波数が記載されていた。
  7. ^ ドコデモFM|聴取可能放送局一覧
  8. ^ 本日スタートPURE Morning (*^^)v
  9. ^ 2012年4月-2015年12月は8:20-8:30に自社制作の「道路交通情報」「PUSH ONE」を内包した上で8:55までのフルネット。
  10. ^ 2012年10月-2014年3月は中断
  11. ^ 制作局のFM FUKUOKAでは当該時間に『BUTCH COUNTDOWN RADIO』を放送しており、FM FUKUOKAの入る地域では表裏の関係になっていた。
  12. ^ この番組は青森岩手宮城福島栃木岡山宮崎鹿児島沖縄のJFN系列9局、千葉新潟の独立ラジオ2局、水戸鹿嶋つくば日立茨城県のコミュニティ4局で4月以降放送開始している、東北地方太平洋沖地震ならびに東日本大震災復興支援のもので、山口でも5月14日から放送を開始した(第6回目の放送)。
  13. ^ FMY Information『長渕剛の震災復興支援番組、放送開始!!』
  14. ^ 幹事の文化放送では創価学会がスポンサードしているが、FMYでは「各社」にスポンサーを差し替えている
  15. ^ JFNでは他にも35局、AMでは38局がネットしており、KRYラジオにおいても金曜の昼間に放送されている。
  16. ^ 「EVENING-TERMIAL」「paradise radio」「Friday Super Freak」「COUNT DOWN ATTACK!!(金曜時代)」の中で17:20頃に放送されたもの、また「Morning Kiss」7:55に放送されたものについてはBGMつき。
  17. ^ 「SOUND PUREDIO presents May'nの デ☆ラ!May'n!!」(2010.4.3)、「SOUND PUREDIO presents May'nのシャベッテミル」(2010.10.16)、「坂本真綾 ミツバチ」(2012.11.17)
  18. ^ なお、この改編に対して、一部で“FMY-Revolution”の呼称が用いられた(改編前後に『月刊タウン情報やまぐち』などでも使用された)が、この呼称が一般的に使われていたかどうかは不明である。
  19. ^ 上大岡トメは現在宇部市在住である。
  20. ^ だるだる談話室・開局30周年でございます
  21. ^ 放送開始当初は「カラーパープルのテーマ/DAVID FOSTER」と「グッドナイト/種とも子」をつないでいた参考リンク=FM山口伝言板「放送終了のBGM」。のちに中村由利子のウィンターロマンス にかわり、今に至る。

外部リンク[編集]

 

エフエム山口

エフエム山口
FM-Yamaguchi co,.Ltd.
放送対象地域 山口県
系列 JFN
略称 FMY
愛称 FM山口
コールサイン JOUU-FM
開局日 1985年12月1日
本社 〒753-8521
山口県山口市緑町3-31
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 山口 79.2MHz / 1kW
主な中継局 下関 77.7MHz
宇部 88.6MHz
岩国 82.1MHz
柳井 77.9MHz
萩 78.6MHz 他
公式サイト www.fmy.co.jp
特記事項:山口本局の送信所は防府市にある。
完全子会社に「(株)ZERO・db(ゼロ・ディービー)」(前身社名「サウンドオフィスFM」)がある。
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株式会社エフエム山口(エフエムやまぐち、FM-Yamaguchi co,.Ltd.)は、山口県放送対象地域として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。略称はFMYJFN系列局。九州・山口のJFN系列8局で構成するFMQリーグにも参加している。

株式会社エフエム山口
FM-Yamaguchi co,.Ltd.
エフエム山口 局舎
現在は鉄塔にFMYロゴがついているが、2005年12月まではピンクで「FM」、青で「山口」とタテに設置されていた(会社案内のページの中にある写真がそれである)。
種類 株式会社
略称 FMY
本社所在地 753-8521
山口県山口市緑町3-31
設立 1985年4月1日
業種 情報・通信業
事業内容 放送法に基づく超短波放送事業ほか
代表者 藤井 正史(代表取締役社長)
資本金 4億9500万円(2015年2月)
決算期 毎年3月31日
主要株主 #資本構成を参照
主要子会社 株式会社ZERO・db
外部リンク http://www.fmy.co.jp/
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概要[編集]

1985年12月1日に全国20番目のFM局、全国69番目のラジオ放送局として開局した、山口県唯一の県域民放FM局である。放送開始当初からJFNC制作番組のネット比率が高い。

送信にあたっては「反射板」を使うという全国でも珍しい送信方法を取っている。FM山口の本社から送信所のある大平山防府市牟礼登尾)の間には稜線が横たわっているなどの理由で電波を直接送るためには、鉄塔を高くしなければならず、費用も割高となる。そのため、大平山と反対方向の山である障子岳に反射板を設置している。まずそこに電波を送り、反射させて電波を大平山送信所に送っている。なお、近傍に位置するNHK山口放送局は、直接大平山に電波を送れるように鉄塔の位置・高さを調整している[要出典]

2001年夏頃から愛称(キャッチコピー)として「Heart Warm Radio」(ハート・ウォーム・レディオ)を使用するようになり、かつて放送された『FridaySuperFreak』や2001年秋の大改編でスタートした『Morning Kiss』、『Heart Beat Basket』、2004年スタートの『ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip』のジングルで使用するようになったが、2005年の開局20周年に合わせて、これまでウェブサイトのアドレスやメールのドメインで使用されるなどしてきた「FMY」を積極的に使用するようになり、「Heart Warm Radio」のジングルも使用終了している(詳細は後述)。なお、新聞のラジオ欄における局名表記は開局以来「FM山口」「エフエム山口」を用いている事例が多い。

同じく山口市内に本社を置く民放テレビ局であるテレビ山口山口ケーブルビジョンと業務提携関係にあることから、3局合同イベント・特番の制作が随時行われている。また、FM山口とテレビ山口は相互に番組宣伝CMが放送されている。

キャッチフレーズ[編集]

  • ときめく夢 きらめく音 - 1985年の開局から2001年6月まで。90年代まではこのキャッチフレーズを用いたジングルもオンエアしていた。
  • 面白すぎて 耳が点! - 1995年の10周年記念で制定。
  • Heart Warm Radio - 2001年7月から2005年11月30日まで使用。様々な自社制作番組のジングルやJFN共通ジングルにおいて使用していた。
    • 2005年12月1日 - 2015年3月31日は未設定
  • 届いてる!FMY - 2015年4月1日より。開局30周年キャッチコピー。「色んな人のメッセージや思いを、これまでも、これからも届け続けて行く、リスナーのハートに一番近い、一番身近なメディアでありたい」という願いが込められている[1]。同時に"FMY Happy 30 Years"が始動。30posse(サンゼロポッセ)がイメージキャラクターに就任。

資本構成[編集]

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[2][3][4]

2015年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 45
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
朝日新聞社 854株 8.62%
テレビ山口 655株 6.61%
山口放送 556株 5.61%
読売新聞大阪本社 556株 5.61%
中国新聞社 457株 4.61%
広島東洋カープ 457株 4.61%
宇部興産 408株 4.12%
トクヤマ 358株 3.61%
関門港湾建設 358株 3.61%

2003年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 48
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
朝日新聞社 854株 8.62%
テレビ山口 655株 6.61%
山口放送 556株 5.61%
読売新聞大阪本社 457株 4.61%
広島東洋カープ 457株 4.61%
清原梅義 457株 4.61%
大西操 [5] 457株 4.61%
宇部興産 408株 4.12%
トクヤマ 358株 3.61%

1992年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 56
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
定兼一 [5] 457株 4.61%
大原博之 [5] 457株 4.61%
清原梅義 [5] 457株 4.61%
福田只雄 [5] 457株 4.61%
八木宗十郎 [5] 457株 4.61%
岡村友三郎 457株 4.61%
川村龍平 396株 4.00%
宇部興産 358株 3.61%
山口銀行 297株 3.00%
山口県農業協同組合中央会 297株 3.00%

送信所・中継局[編集]

開局当初の中継局は山口本局の他、下関・宇部・山口鴻ノ峯・柳井・岩国・萩のみだった。その他の中継局は随時設置されたものである[要出典]

中継局名 中継局所在地
(山の名前)
周波数
(単位MHz)
出力
(単位W)
中継局名 中継局所在地
(山の名前)
周波数
(単位MHz)
出力
(単位W)
下関局 火の山 77.7 50 萩局 田床山 78.6 100
豊浦局 草場山 78.3 10 柳井局 石城山 77.9 100
長門局[6] 矢ヶ浦岳 89.4 20 周防大島局 嵩山 84.5 10
美祢局 桜山 81.5 100 岩国局 城山 82.1 10
宇部局 大場山 88.6 100 山口鴻ノ峯局 鴻ノ峰 82.1 10

なお、スマートフォン向けのサイマル放送サービスであるLISMO WAVE(2011年1月26日から)とドコデモFM(2011年12月5日から)[7]でも配信を行っている。

 

所有スタジオ[編集]

  • 第1スタジオ: 主に生放送番組用に使用されるスタジオ。以前はセミオープンスタジオとして使用していたが、保安上の問題から現在は原則非公開となっている。
  • 第2スタジオ: 副調整室と一体化しているため、主に録音番組用に使用されるスタジオ。またワンマンスタイルの生放送番組(例:ビリフラMAXPURE Morning[8])用に使用されることもある。
  • 第3スタジオ: 主にニュース番組用に使用されるスタジオ。
  • 第4スタジオ: 簡易スタジオ。

各番組[編集]

火曜-日曜は5:00を起点とした24時間放送。平日は「Memories & Discoveries」の折り返し地点で起点を跨ぐ。
ただし、月曜は未明の0:30-5:00を放送休止時間にあてている(多くの場合試験電波を流す。後述)。

放送中の自社制作番組[編集]

2015年12月現在の主な自社製作番組。平日の朝と夕方、金曜の昼に自社制作の時間枠がある。以前は平日昼と平日夕方にも自社制作の枠があったが、昼枠は2008年4月からONCEJFNC制作、金曜のみ2011年11月に打ち切り)の、夕方枠は2010年4月からNews Delivery -Evening Edition-(JFNC制作。2015年11月で終了)のそれぞれネット受けに変更された。

2010年以降、年末年始はすべての生ワイド番組が休止され(番組名の頭に(L)のあるもの)、JFNCのラインネット番組や録音番組、自社制作でも録音番組に差替えされる。

番組名 放送時間 DJ 備考
(L) PURE Morning 月 - 金 7:30 - 8:50 新井道子 [ネット枠 1]
(L) JOYOUS!(ジョイアス) 月 - 金 9:00 - 11:00 (月・水・金)わだりえ
(火・木)中馬祥子
[ネット枠 2]
(L) COZINESS 月 - 木 15:00 - 18:55 大和良子 [ネット枠 3]
メディカル山口 最終木曜日 17:10 - 17:20 - COZINESS内包
GEORGIA Dream Catcher 月 - 木 17:25 - 17:30 金光一昭 HFM発、中国地方4局5県企画ネット。
COZINESS内包。
FM県民ダイアリー 月 - 金 18:10 - 18:15 水谷寛 なお年末年始は休止される。
COZINESS/はっぴーはっぴーフライデー内包
(L) HARAPAN! 金 11:30 - 12:55 中馬祥子
山口裕大
 
(L) はっぴーはっぴーフライデー 金 15:00 - 18:55 金光一昭
宮田あやか
[ネット枠 4]
大人ウォーク 金 20:00 - 20:30 白松あつ子 2008年5月スタートのトーク番組。
放送開始時は土曜20時からの55分番組だったが、2010年4月から水曜20時台前半に枠移動するとともに25分短縮された。
2011年4月の改編で「A・O・R」のネット開始に伴い枠移動。
(L) ネコニチーク 土 12:00 - 12:55 大畠寛美
はる
 
MIKKOとヤスベェの Hey!Girl Hey!Boy 土 18:00 - 18:30 MIKKO
大谷泰彦
2012年10月スタート。
日曜19時からの放送だったが半年後に枠移動。
Ride On Music! 土 18:30 - 18:55 兵頭尚吾
中馬祥子
 
YASUBE PRESENTS THE mouVment 日 18:30 - 18:55 大谷泰彦  
ウキウキ放送局!零-ゼロ- 日 24:00 - 24:30 水谷寛 ※諸般の都合で7月24日以降、9月24日まで休止。[9][10]
  1. ^ (ネット枠)7:55 - 8:00「JFN NEWS ハイライト」(JFNC発)、8:00 - 8:20「中西哲生のクロノス」(TOKYO FM発)
  2. ^ (ネット枠)10:10 - 10:15「JFNラジオショッピング」(JFNC発)
  3. ^ (ネット枠)15:32 - 15:42「あぐりずむ」(TOKYO FM発)、15:42 - 15:47「JFNラジオショッピング」(JFNC発)、15:55 - 16:00「JFNニュース」(JFNC発)、16:10 - 16:19「はぴねすくらぶラジオショッピング」(JFNC発)、17:20 - 17:25 JFNC発5分番組<(月)Car Life Up To You/(火)イマドキ用語の基礎知識/(水)ECO LIFE~幸せのヒント~/(木)ゴルフ大好き宣言>、17:50 - 18:00「NAGASE The Standard」(TOKYO FM制作、JFN異時ネット)
  4. ^ (ネット枠)15:55 - 16:00「JFNニュース」(JFNC発)

JFNC・TOKYO FM以外のネット番組[編集]

下記以外はJFNC制作番組、TOKYO FM制作番組がメインである。

現在放送中
放送終了

ニュース・天気予報・交通情報[編集]

ニュース(ローカル枠)
2015年3月をもって自社制作・各新聞社配信のニュースはすべて取りやめられ、全枠「JFNニュース」の放送へ変わった。このうち7:55の枠は「JFN NEWS ハイライト」に改題する。ローカルの話題は自社制作番組の中で随時触れるのみとなっている。そのため"FMY NEWS highlight"のジングルとBGMは廃止された。
2015年3月まで、自社送出のニュースは平日のみ1日6回放送。朝8:55と夕方18:55の回を除き、下記の全国紙・ブロック紙が日替わりで協賛して、ストレートニュース形式で独立した放送枠となっていた。
開局当初から永らく[19]BGM無しだったが、20周年のジングル変更時に「FMY news highlight」のコールタイトルとBGMが挿入されるようになった。
かつては土日も放送されていたが、2009年4月よりすべてJFNC配信のJFNニュースに切り替えた上で一部時間帯にスポンサーを付けて放送している。その場合は水谷アナウンサーによる提供クレジットが冒頭に入る。
曜日別に以下の各紙からの素材提供を受けていた。うち、読売・中国・山口の各紙はニュース枠のスポンサーにもなっていた(各紙関連のCMが挿入される)。朝日新聞はかつてCMを挿入していたが、現在はCMを流さず、代わりにFMYのジングルを挿入していた。
ニュースの冒頭は「時刻は○時××分になりました。(□□の提供でお送りする)■■新聞ニュースをお伝えします。」で開始し、終了時に「以上、△△がお伝えしました。」で締めてCMに入った。
CM明けに、スポンサーが無い場合は「■■新聞ニュースをエフエム山口のニューススタジオからお伝えしました。」で終了。CMがある場合は「■■新聞ニュース、□□の提供でお伝えしました。」で締めた。
2012年3月をもって平日8:55に放送されてきた経済情報特化の「日経ジャーナル」が終了した。
なお、自社制作のニュース("FMY NEWS highlight"のジングルが入るもの)はドコデモFMでは配信されていない。
  月~金 土曜 日曜 備考
7 7:55     朝ワイドに内包される形で放送。
8 8:55 (J) 平日は旧「日経」枠。2012年3月に終了
9        
10        
11 11:55   11:55 (J)  
12   12:55 (J) かつて日曜はこの時間に天気を放送していた。
13        
14   14:55 (J)    
15 15:55      
16   16:55 (J)  
17 17:20     「NEWSハイライト」など各番組によって改題。
月~木は読売、金は中国。
  17:55 (J)  
18 18:55 18:55 (J) 土日もかつては山口新聞ニュース
19 19:55      
20   20:55 (J)  
21 21:55 (J) 原則この時間以降は翌朝まで自社編成はない。
22   22:55 (J)  
23        
24 24:55     かつて「PUSH ONE」だったが1時間枠を繰り上げている。

上記に記したとおり現在全てJFNニュースとなっている。以上のものは2015年3月のもの。(J)はJFN。

天気予報
平日のみ1日1回放送(7:30)。ただし、明確に「天気予報」という独立した枠があるのは朝の番組のみ。
開局以来女声コーラスの「天気予報〜」のジングルの後「RAINBOW MAN」(アール・クルー)に乗せて天気を読んでいたが、20周年のジングル変更時に「FMY weather」のコールタイトル後にアップテンポのBGMに乗せて放送するスタイルとなっている。
こちらもかつては土日も放送されていたが、すべて廃枠となっている。10:55、17:55に放送され、日曜のみ12:55にも放送があった。また平日昼(13:47)にも放送されたことがあった。夕方に関しても夕方ワイドに内包、ないしは独立枠(金曜日)で18:50に放送されていたが2010年3月末の平日夕方ワイド廃止で廃枠となった。
2015年12月改編をもって8:25の放送も廃止された。現在は早朝1回のみで、そのあとは適宜触れるのみ。また、"FMY weather"のジングルとBGMも廃止された。
道路交通情報
平日1日5回・土曜1日2回放送。日本道路交通情報センター山口センターからの放送。ニュースなどと同様に独立パート扱いとなっており、他局のようにDJとのやりとりはない。なお、日曜は従来から放送が無い(KRYラジオも同様)。
開局以来、FMとしては珍しく「道路交通情報」と名乗っている。1998年の"Friday Super Freak"で開始時から、2015年12月現在に至るまで使用されてジングルでは"Traffic Information"と歌っている。(ただし、次コーナー紹介や提供読みの際は依然「道路交通情報」と読み上げられる。)
開局以来女声コーラスの「道路交通情報〜」のジングルの後トゥーツ・シールマンスのDriven' southに乗せて読み上げられていたが、20周年のジングル変更時に上記で使用されているものに統一された。
  月~金 土曜 日曜 備考
6   6:51 6:39 ネット番組内包の「全国幹線道路情報」
7 7:35     朝ワイドに内包される形で放送。
8 8:50 8:20   2015年11月までは朝ワイドに内包される形で放送。12月からは独立番組での放送。
土曜は独立枠だったこともあるが現在はネット番組に内包。
9        
10       平日10:20から放送された。
長らく独立番組であったが、現在は朝ワイド内包。
2015年3月末で廃止。
11        
12        
13        
14 14:30     ネット番組内包。
自社制作になる以前からネット枠に内包されていた。
15       土曜15:55から放送されていた。
2015年3月末で廃止。
16        
17 17:30     自社ワイドに内包。
18 18:20     自社ワイドに内包。

特別番組[編集]

  • FM山口開局特番(毎年11月23日 - 12月1日のうちに長時間編成、2010年は特番としては放送せず)

ヘヴィー・ローテーション[編集]

エフエム山口ではヘヴィー・ローテーション(パワープレイ)のことを「FMY PUSH ONE」(プッシュ・ワン、「一押し」の直訳。FMY検定によるとサブタイトルは「炎の皿回し」ということである)と呼び、月一回洋楽と邦楽一曲ずつ選んで5分枠または自社制作番組の中で放送している。

また、年1回8月にFMQリーグの共同企画としてヘヴィー・ローテーション企画「FM Q LEAGUE POWER PLAY」を放送している。

放送終了した自社制作番組[編集]

早朝番組[編集]

は最終的に2001年に『Morning Kiss』に吸収合併された番組。

  • サンライズ・ウェイヴ
    開局当初に放送していたミニ番組のひとつ。後に5分間の『ウェザー・ファイル』()へと変わる
  • Morning Breeze
  • Okky'sSuperRadioShow → Morning Kiss FridayEdition
  • Morning Kiss → Morning Street

元来、エフエム山口は朝番組には非常に消極的であった。朝はJFNCからのネット番組を中心に編成し、ローカル差替え可能枠にミニ番組を組み込んでいた。上記の「サンライズ・ウェイヴ」「ウェザー・ファイル」「Morning Breeze」がそれである。2001年秋の改編で後発ながらようやく朝ワイドを立ち上げた。
後番組の関係から10:20終了が続いていたが、2014年10月より11:00までに拡大された。

昼ワイド番組[編集]


このうちの「FM MUSIC SALAD」は開局当時から続く番組で2001年の秋まで12時スタートを維持し続けた。
その改編により、放送時間を拡大するもののいったん撤退し復活、現在は金曜日のみに縮小している。

「コットン・クラブ」と「グッデー・アフタヌーン」は昼下がりに生放送していた。この2番組のあいだには多少のブランクがある。

「REDCARD」はパーソナリティの一人であるゴンザレス弘中が下関市を地盤にしていたこともあり下関方面の情報が多かった。また、もともと金曜日に放送されていたが、後述の縦長ワイド設定に伴い水曜日に変更になった。また、「FM MUSIC SALAD」も金曜が廃止される。

なお、現在廃枠の13:47の天気予報や14:30の道路交通情報が長らく続いているのはこの頃の名残である。

「ニコニコフライデー」は久しぶりの昼枠の放送ではあるが前述通り金曜のみの放送。

「Daytime Street」は2009年に立ち上げられた昼ワイド。2010年3月までは15:55までであったが、夕方ワイドが終了したため、一部を引き継いだうえで16:55までに拡大した。2015年11月の改編で終了、前半部分はJFNCネットに復す。また、後半部分は夕方ワイドに統合され再び廃枠となった。

 

夕方ワイド番組[編集]

は最終的に2003年に『paradise radio』に吸収合併された番組。

こちらも開局当初こそ消極的だったものの、1989年にJFNCネット番組から情報番組「FMY EVENING TERMINAL」へ切り替えた(こちらも縦長ワイドがはじまるまでは金曜まで放送)。
1998年からは電リク番組「さでこみ」を立ち上げる。その後の「paradise radio」後期から放送時間を繰り上げていったが2010年3月に現行の昼ワイドと統合する形で廃枠となり、その後はネット番組の一部を差し替える形をとっていた。2015年12月より自社ワイドが15:00スタートの4時間枠で復活(内包コーナーはそのままスライド)。

また、2009年春より「Evening Street」が金曜日に拡大され、「FMY EVENING TERMINAL」と同じような編成となっていたが終了、金曜縦長ワイドとしてこちらは継続している。

金曜縦長ワイド番組[編集]

1998年、エフエム山口の改編の一つとして金曜日に縦長ワイドを設けることとなった。それが「フライデー・スーパー・フリーク」で、地方ローカルの番組としてはロングランとなる7時間30分の放送を開始した。
2001年の改編で終了し、「デリシャス・フライデー」というレーベルを設けることになった。朝と昼の番組は他曜日と同一であるがパーソナリティや一部構成を変更することで差別感を図った。夕方枠はこれまで土曜60分枠であった「COUNT DOWN ATTACK!!」を内包させた。

2006年スタートの「ビリフラMAX」を最後にして5時間以上の生ワイドは制作されていないが、金曜の縦長ワイドのコンセプトは引き継がれ続けている。

その他の自社番組[編集]

日曜午後6時枠

開始以来、この時間帯には「FM県民ダイアリー」とは異なる山口県提供の番組が放送されてきた。山口在住の様々な人にインタビューしたり、県の取り組みを聴いていくインタビューが主であった。

カウントダウン
  • Weekend Best10 → COUNT DOWN ATTACK!! → ビリフラMAX TOP10 → FMY WEEKLY MUSIC CHART
    「Weekend Best10」は広島などで活躍する君崎滋が出演していた。その後、それをリニューアルする形で「COUNT DOWN ATTACK!!」がはじまる。この頃までは土曜の夜に60分放送されていた。
    「COUNT DOWN ATTACK!!」が金曜の夕方に移動して以降は縦長ワイドの後半部分をカウントダウンとするようになっていった。「FMY WEEKLY MUSIC CHART」は「Evening Street」から使われているタイトルである。2015年11月27日、内包先の『FRIDAY BANG!BANG!HAGHWAY』終了に伴い、長きにわたって発表されてきた山口県下のオフィシャルチャートの発表はなくなった。
アマチュアバンド応援番組
その他
  • BB金光のプレジャーQ(クオーター)
釣り専門の15分番組

放送形態[編集]

JFNC番組ネット形態[編集]

FM山口では、JFNC制作番組を不自然な形で放送することが多い。

  • ネット番組内に独自に別番組枠を設けており、本来のコーナーが放送されないケースがある。
    過去の例では、「te quiero pa quiero」内で、毎週金曜日に「ビバ!地球市民」を放送していたため、9:30からの20分が放送されなかった。「te quiero〜」が「Open Sesame!」に変わる際に「地球市民」が枠移動し、この形態は消滅した。また、「ヒルサイド・アヴェニュー」→「Wonderful Go!Go!」についても、14:30からの10分間は「道路交通情報」「FMほっとインフォメーション」のため放送されなかった。
    現在は、自社制作番組項の「News Delivery」の他、「FRIDAY GOES ON! 〜あっ、それいただきっ!〜」と「SPORTS GROOVE!!」がその例となる。前者はローカル枠でない14:30から交通情報を放送し14:35から再び飛び乗り。後者の場合は本来のローカル枠8:20の時間帯に交通情報を放送するほか、ローカル枠から外れる8:25からPUSH ONEを放送して、8:30から飛び乗っていた。後番組の「サタ☆スポ」は8:20で飛び降りていたが、現在は再び8:30から飛び乗る編成に戻っている。
  • 番組自体が継続されていても比較的短期間でネット打ち切りとなる番組が多い。
  • CM枠においては、ほとんどの番組でCMフィラーBGMを差し替えず放送する。ただし、途中の自社差替前後や毎時55分過ぎからのCM枠には自社からのCMを発信する。
  • 年末年始は一部の自社制作の情報番組を休むため、代替として通常は放送されないJFNC制作の番組がネットされることがある。
    過去の例では、「Heart Beat Basket」や「ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip」が休みに入ったため、「CO-CO MIX」や「Switch!」がネットされた(CO-CO MIXはもともとレギュラー放送されていた番組でもある)。
    2010年末以降は、自社制作の情報番組がすべて休止される。「Morning Street」は「OH! HAPPY MORNING」のネットとなり、「Daytime Street」は「flowers」→「face」もしくはJFNC年末年始特番へと変更される。
  • 2010年以降、日曜19時枠以外にも土曜の昼と夕方に単発30分単位の特別番組を編成することが多く、その時間帯のJFNC番組は休止となり振替放送はしない。なお、その単発番組はFM FUKUOKA発のことが多く、番組によっては福岡・山口のみのこともある[20]

2001年秋の大改編[編集]

エフエム山口は2001年10月1日に番組改革の一つとして、平日の全日的な大規模な番組改編を行った[21]。これは、従来朝と昼前に行ってきたJFNCネット番組(2001年9月末時/朝:『Open Sesame!』、昼:『CO-CO MIX』)を打ち切って新たに自社製作番組をスタートさせたものである。

朝枠では『ウェザーファイル』・『道路交通情報』・『Morning Breeze』・『ニュース』・『立花裕人のMORNING FREEWAY』・『三本和彦の自動車王国』・『天気予報』・『Open Sesame!』・『日経ジャーナル』(『Open Sesame!』に内包)を統合して、新たなるローカルワイド番組として新井道子担当の『Morning Kiss』を立ち上げた(『自動車王国』『Open Sesame!』はこの時点でネットを打ち切られた)。

昼枠では、『CO-CO MIX』・『ニュース』・ローカル番組『FM MUSIC SALAD』を統合して井村由美子担当の『Heart Beat Basket』を立ち上げた。

金曜はもともとの『Open Sesame!』の打ち切りと金曜午後の自社制作番組だった『FridaySuperFreak』の発展として朝の7:30からの14時間を『デリシャス・フライデー』として、立石三恵子担当の『Morning Kiss』、同じく立石担当の『Heart Beat Basket』、ネット番組の『ヒルサイド・アヴェニュー フライデー・スペシャル』をスタートさせ、さらに『「坂崎さんの番組」という番組』の枠移動、井村担当『COUNT DOWN ATTACK!!』の枠拡大、枠移動と従来の『木もれ陽のアプローズ』(HFM制作・中国4局ネット)と『ディア・フレンズ』(TFM制作・JFN全国ネット)を組み込んだ編成を行った。

2003年3月に『Heart Beat Basket』が、2006年3月に『COUNT DOWN ATTACK!!』が終了し、最後まで残っていた『Morning Kiss』も2008年3月に終了した。朝の帯番組は『Morning Street』として自社制作を継続しているが、昼の帯番組は2008年4月からJFNCネット (ONCE) に復帰した。

コーポレートロゴ変更[編集]

2005年7月1日CIを実施し、コーポレートロゴを全面変更し、ホームページも大幅にリニューアルした。このコーポレートロゴはCI以前から『FMY-TV』で先行使用されていた。これに伴い番組・CM中のジングルも一部変更され、以前の愛称“Heart Warm Radio”が原則として使用終了となった(ただし、2008年春までは『Morning Kiss』『ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip』のオープニングにおいてこの愛称がコールされていた)。

また、イラストレーター・上大岡トメ[22]がデザインした新キャラクター「緑山タイガ」を採用した。

開局20周年でのジングル等の変更[編集]

エフエム山口は2005年12月1日の開局20周年を機にジングルやミニ情報番組のBGMの全面変更を行った。

ジングルは開局以来のものや10周年記念のものはすべて20周年の特別版、及びそれを元としたものに全差し替えとなった。

最も多く流されたのは、1985年12月の開局以来のもの。女声コーラスによる、「エフエムやまぐち〜」「J・O・U・U〜、エフエムやまぐち〜」「うきうきサウンド・わくわくメディア〜♪」などと歌うものだった。開局から5年後の1990年には西司(にし・つかさ)プロデュースによるものが作られ、その5年後の1995年には10周年記念のものもできた。

20周年以降のものは、アメリカのダラスで制作されたものとなっている。「FMY the place for you」と歌われているものは、2パターンあり、最初は「20th anniversary」と歌われていたが、21年目以降の事もあって差し替え用の「It's your power station」が用意されている。

また、自社送出のニュース・天気予報・道路交通情報のコールタイトル・BGMをあわせて全面的に変更している(上述)。

なお、FMY-Contents・だるだる談話室内で古いジングルが紹介されている。

また、これはCI時と同時にTOKYO FMの全国ネット番組前(一部除く)で用いられていたJFN共通ジングルの使用を取りやめ独自ジングルを採用している。
この共通ジングルでは、共通の「♪Your listening to your favorite」と歌った後に、女声で「Heart Warm Radio FM YAMAGUCHI」と読み上げられた。

2015年12月1日の開局30周年を前に4月1日にステーションジングルが新しくなった(「♪Happy Thirty Years Always by your side FMY」と歌っている)[23]
開局31年目に入った12月1日以降は別の英語表現に変わっているがメロディラインと最後の「FMY」は変わっていない。

放送開始・終了・休止[編集]

放送は日曜日深夜(月曜日未明)の24:30 - 29:00 (0:30 - 5:00) までをメンテナンスタイムとして放送を休止しているが、それ以外は24時間放送。メンテナンス多の際は試験電波を発射しており、終了後翌朝まで音楽を流し、毎正時には時報、0:35頃と、毎時30分過ぎには試験電波発射中のアナウンスが流れる(アナウンスは新井道子アナウンサー)。

流れる音楽としては、洋楽・邦楽やインストゥルメンタル曲を垂れ流しするほかに、過去の洋邦PUSH ONEを特集して流すこともある。この試験電波はドコデモFMでも流される。

エフエム山口では、毎朝4:58.30 - 4:59.42まで、周波数告知(月曜日早朝はこの告知がオープニング)を行う。オープニングアナウンスの時のBGMは『あすの天気』(日本テレビ毎日20:57頃)のものと同一のもの。オープニングBGMは「Feelin' Happy/Dan Siegel」。
日曜深夜のみ0:29.00 - 0:30.30に放送終了アナウンス(クロージング)を放送(アナウンスは新井道子アナ)。これまでは「夜にやさしく包まれて、さぁ、夢空間へ旅立ってください。今夜はどんな夢を見るのでしょうか」というアナウンスが追加されていたが、周防大島局開局で、これまで途中に読まれていた「今日のプログラムをすべて終了いたします」を末尾に持ってくる形に変更。クロージングBGMは「パストラル/中村由利子[24]
いずれも、アナウンスの構成は変わっておらず、中継局の紹介は山口送信所から開局順。

FMY Podcast[編集]

FM山口では、番組でカバーできなかった情報などをポッドキャストで配信している。

アナウンサー[編集]

開局以来、自社アナウンサーは比較的少数で放送されている。最大6人体制であったが、中途退職と後任の不補充により、4名まで減少している。

在籍中[編集]

  • 水谷寛(1986年 - ) - 大のアニメ好きとしても有名。情報番組とアニラジを巧みにこなす
  • BB金光(1993年 - /情報番組では主に本名の『金光一昭』名義で出演) - レジャー番組やバラエティ番組を中心に活躍する一方でイベントや自社制作番組のプロデュース・ディレクション・ミキサー・ライターを一手に引き受けてこなす。
  • 新井道子(1987年 - ) - FMY専属では唯一の女性アナウンサー
  • 大和良子(2008年3月 - /現在はフリーアナウンサー) - かつて「SUNSET-STUDIO FMY EVENING TERMINAL」を担当していたこともある。

退職者[編集]

  • 荒瀬英俊(1985年 - 2002年/現:フリー、県内のコミュニティFM(宇部や防府など)を拠点に活動) - FMY開局前まではラジオ福島でアナウンサーをしていたがUターン。
  • 木谷美帆(1994年 - 2001年/現:フリー、関西を拠点に活動。FM-OKAYAMAMBSラジオe-radioなどで番組を担当し、現在はラジオ関西三上公也の情報アサイチ!」アシスタント)
  • 井村由美子(1993年 - 2010年)
  • 俊山真美(2004年 - 2009年/現:フリー、広島を拠点に活動。RCCラジオなどで番組やレポートを担当し、現在はHFM皆実町マルシェ」パーソナリティ)
  • 鈴木晶久(2003年 - 2010年3月/現:フリー、関東を拠点に活動。TOKYO FM報道情報センター所属。このセンターではJFNニュースも担当するため、時折JFNニュースやTFM発の番組で声が聴ける)
  • 築地雄太郎(2011年4月 - 2014年3月)

脚注[編集]

  1. ^ エフエム山口営業部のツイッター(2015年4月1日午前6時16分)
  2. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015年11月20日、404頁。
  3. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003年11月、417頁。
  4. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992年11月、395頁。
  5. a b c d e f エフエム山口 非常勤取締役
  6. ^ 長門局は開局から2000年7月2日までは81.6MHz(出力10W)で送信されていた。しかし、当局の美祢局(81.5MHz、開局は長門局より後だった)との混信や、美祢局内でのマスキング(全く受信できなくなる現象)の発生、NHK山口FM豊北局(81.9MHz)との混信が起きたため、2000年7月3日に現在の周波数に変更され、同時に出力も増強された。余談だが、中国新聞(山口版)のFM山口週間番組表のチャンネル欄は、2000年7月3日発行以降も旧周波数が記載されていた。
  7. ^ ドコデモFM|聴取可能放送局一覧
  8. ^ 本日スタートPURE Morning (*^^)v
  9. ^ FMY Information 【放送休止のお知らせ】ウキウキ放送局!零-ゼロ-
  10. ^ FMY Information 【放送再開】ウキウキ放送局!-零-
  11. ^ 制作局のFM FUKUOKAでは当該時間に『BUTCH COUNTDOWN RADIO』を放送しており、FM FUKUOKAの入る地域では表裏の関係になる。
  12. ^ 2012年4月-2015年12月は8:20-8:30に自社制作の「道路交通情報」「PUSH ONE」を内包した上で8:55までのフルネット。
  13. ^ タイムテーブル上は「サタ☆スポ」に内包されているように書かれているが、当番組は30分あるため「サタ☆スポ」は事実上8:20で飛び降りている(8:20は道路交通情報)。
  14. ^ 2012年10月-2014年3月は中断
  15. ^ この番組は青森岩手宮城福島栃木岡山宮崎鹿児島沖縄のJFN系列9局、千葉新潟の独立ラジオ2局、水戸鹿嶋つくば日立茨城県のコミュニティ4局で4月以降放送開始している、東北地方太平洋沖地震ならびに東日本大震災復興支援のもので、山口でも5月14日から放送を開始した(第6回目の放送)。
  16. ^ FMY Information『長渕剛の震災復興支援番組、放送開始!!』
  17. ^ 幹事の文化放送では創価学会がスポンサードしているが、FMYでは「各社」にスポンサーを差し替えている
  18. ^ JFNでは他にも35局、AMでは38局がネットしており、KRYラジオにおいても金曜の昼間に放送されている。
  19. ^ 「EVENING-TERMIAL」「paradise radio」「Friday Super Freak」「COUNT DOWN ATTACK!!(金曜時代)」の中で17:20頃に放送されたもの、また「Morning Kiss」7:55に放送されたものについてはBGMつき。
  20. ^ 「SOUND PUREDIO presents May'nの デ☆ラ!May'n!!」(2010.4.3)、「SOUND PUREDIO presents May'nのシャベッテミル」(2010.10.16)、「坂本真綾 ミツバチ」(2012.11.17)
  21. ^ なお、この改編に対して、一部で“FMY-Revolution”の呼称が用いられた(改編前後に『月刊タウン情報やまぐち』などでも使用された)が、この呼称が一般的に使われていたかどうかは不明である。
  22. ^ 上大岡トメは現在宇部市在住である。
  23. ^ だるだる談話室・開局30周年でございます
  24. ^ 放送開始当初は「カラーパープルのテーマ/DAVID FOSTER」と「グッドナイト/種とも子」をつないでいた参考リンク=FM山口伝言板「放送終了のBGM」。のちに中村由利子のウィンターロマンス にかわり、今に至る。

外部リンク[編集]

 

エフエム山口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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エフエム山口
FM-Yamaguchi co,.Ltd.
放送対象地域 山口県
系列 JFN
略称 FMY
愛称 FM山口
コールサイン JOUU-FM
開局日 1985年12月1日
本社 〒753-8521
山口県山口市緑町3-31
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 山口 79.2MHz / 1kW
主な中継局 下関 77.7MHz
宇部 88.6MHz
岩国 82.1MHz
柳井 77.9MHz
萩 78.6MHz 他
公式サイト www.fmy.co.jp
特記事項:山口本局の送信所は防府市にある。
完全子会社に「(株)ZERO・db(ゼロ・ディービー)」(前身社名「サウンドオフィスFM」)がある。
テンプレートを表示

株式会社エフエム山口(エフエムやまぐち、FM-Yamaguchi co,.Ltd.)は、山口県放送対象地域として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。略称はFMYJFN系列局。九州・山口のJFN系列8局で構成するFMQリーグにも参加している。

株式会社エフエム山口
FM-Yamaguchi co,.Ltd.
エフエム山口 局舎
現在は鉄塔にFMYロゴがついているが、2005年12月まではピンクで「FM」、青で「山口」とタテに設置されていた(会社案内のページの中にある写真がそれである)。
種類 株式会社
略称 FMY
本社所在地 753-8521
山口県山口市緑町3-31
設立 1985年4月1日
業種 情報・通信業
事業内容 放送法に基づく超短波放送事業ほか
代表者 藤井 正史(代表取締役社長)
資本金 4億9500万円(2015年2月)
決算期 毎年3月31日
主要株主 #資本構成を参照
主要子会社 株式会社ZERO・db
外部リンク http://www.fmy.co.jp/
テンプレートを表示

 

 

概要[編集]

1985年12月1日に全国20番目のFM局、全国69番目のラジオ放送局として開局した、山口県唯一の県域民放FM局である。放送開始当初からJFNC制作番組のネット比率が高い。

送信にあたっては「反射板」を使うという全国でも珍しい送信方法を取っている。FM山口の本社から送信所のある大平山防府市牟礼登尾)の間には稜線が横たわっているなどの理由で電波を直接送るためには、鉄塔を高くしなければならず、費用も割高となる。そのため、大平山と反対方向の山である障子岳に反射板を設置している。まずそこに電波を送り、反射させて電波を大平山送信所に送っている。なお、近傍に位置するNHK山口放送局は、直接大平山に電波を送れるように鉄塔の位置・高さを調整している[要出典]

2001年夏頃から愛称(キャッチコピー)として「Heart Warm Radio」(ハート・ウォーム・レディオ)を使用するようになり、かつて放送された『FridaySuperFreak』や2001年秋の大改編でスタートした『Morning Kiss』、『Heart Beat Basket』、2004年スタートの『ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip』のジングルで使用するようになったが、2005年の開局20周年に合わせて、これまでウェブサイトのアドレスやメールのドメインで使用されるなどしてきた「FMY」を積極的に使用するようになり、「Heart Warm Radio」のジングルも使用終了している(詳細は後述)。なお、新聞のラジオ欄における局名表記は開局以来「FM山口」「エフエム山口」を用いている事例が多い。

同じく山口市内に本社を置く民放テレビ局であるテレビ山口山口ケーブルビジョンと業務提携関係にあることから、3局合同イベント・特番の制作が随時行われている。また、FM山口とテレビ山口は相互に番組宣伝CMが放送されている。

キャッチフレーズ[編集]

  • ときめく夢 きらめく音 - 1985年の開局から2001年6月まで。90年代まではこのキャッチフレーズを用いたジングルもオンエアしていた。
  • 面白すぎて 耳が点! - 1995年の10周年記念で制定。
  • Heart Warm Radio - 2001年7月から2005年11月30日まで使用。様々な自社制作番組のジングルやJFN共通ジングルにおいて使用していた。
    • 2005年12月1日 - 2015年3月31日は未設定
  • 届いてる!FMY - 2015年4月1日より。開局30周年キャッチコピー。「色んな人のメッセージや思いを、これまでも、これからも届け続けて行く、リスナーのハートに一番近い、一番身近なメディアでありたい」という願いが込められている[1]。同時に"FMY Happy 30 Years"が始動。30posse(サンゼロポッセ)がイメージキャラクターに就任。

資本構成[編集]

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[2][3][4]

2015年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 45
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
朝日新聞社 854株 08.62%
テレビ山口 655株 06.61%
山口放送 556株 05.61%
読売新聞大阪本社 556株 05.61%
中国新聞社 457株 04.61%
広島東洋カープ 457株 04.61%
宇部興産 408株 04.12%
トクヤマ 358株 03.61%
関門港湾建設 358株 03.61%

2003年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 48
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
朝日新聞社 854株 08.62%
テレビ山口 655株 06.61%
山口放送 556株 05.61%
読売新聞大阪本社 457株 04.61%
広島東洋カープ 457株 04.61%
清原梅義 457株 04.61%
大西操 [5] 457株 04.61%
宇部興産 408株 04.12%
トクヤマ 358株 03.61%

1992年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
4億9500万円 19億8000万円 5万円 9,900株 56
株主 株式数 比率
山口県 990株 10.00%
定兼一 [5] 457株 04.61%
大原博之 [5] 457株 04.61%
清原梅義 [5] 457株 04.61%
福田只雄 [5] 457株 04.61%
八木宗十郎 [5] 457株 04.61%
岡村友三郎 457株 04.61%
川村龍平 396株 04.00%
宇部興産 358株 03.61%
山口銀行 297株 03.00%
山口県農業協同組合中央会 297株 03.00%

送信所・中継局[編集]

開局当初の中継局は山口本局の他、下関・宇部・山口鴻ノ峯・柳井・岩国・萩のみだった。その他の中継局は随時設置されたものである[要出典]

中継局名 中継局所在地
(山の名前)
周波数
(単位MHz)
出力
(単位W)
中継局名 中継局所在地
(山の名前)
周波数
(単位MHz)
出力
(単位W)
下関局 火の山 77.7 50 萩局 田床山 78.6 100
豊浦局 草場山 78.3 10 柳井局 石城山 77.9 100
長門局[6] 矢ヶ浦岳 89.4 20 周防大島局 嵩山 84.5 10
美祢局 桜山 81.5 100 岩国局 城山 82.1 10
宇部局 大場山 88.6 100 山口鴻ノ峯局 鴻ノ峰 82.1 10

なお、スマートフォン向けのサイマル放送サービスであるLISMO WAVE(2011年1月26日から)とドコデモFM(2011年12月5日から)[7]でも配信を行っている。

 

所有スタジオ[編集]

  • 第1スタジオ: 主に生放送番組用に使用されるスタジオ。以前はセミオープンスタジオとして使用していたが、保安上の問題から現在は原則非公開となっている。
  • 第2スタジオ: 副調整室と一体化しているため、主に録音番組用に使用されるスタジオ。またワンマンスタイルの生放送番組(例:ビリフラMAXPURE Morning[8])用に使用されることもある。
  • 第3スタジオ: 主にニュース番組用に使用されるスタジオ。
  • 第4スタジオ: 簡易スタジオ。

各番組[編集]

火曜-日曜は5:00を起点とした24時間放送。平日は「Memories & Discoveries」の折り返し地点で起点を跨ぐ。
ただし、月曜は未明の0:30-5:00を放送休止時間にあてている(多くの場合試験電波を流す。後述)。

放送中の自社制作番組[編集]

2015年12月現在の主な自社製作番組。平日の朝と夕方、金曜の昼に自社制作の時間枠がある。以前は平日昼と平日夕方にも自社制作の枠があったが、昼枠は2008年4月からONCEJFNC制作、金曜のみ2011年11月に打ち切り)の、夕方枠は2010年4月からNews Delivery -Evening Edition-(JFNC制作。2015年11月で終了)のそれぞれネット受けに変更された。

2010年以降、年末年始はすべての生ワイド番組が休止され(番組名の頭に(L)のあるもの)、JFNCのラインネット番組や録音番組、自社制作でも録音番組に差替えされる。

番組名 放送時間 DJ 備考
(L) PURE Morning 月 - 金 7:30 - 8:50 新井道子 [ネット枠 1]
(L) JOYOUS!(ジョイアス) 月 - 金 9:00 - 11:00 (月・水・金)わだりえ
(火・木)中馬祥子
[ネット枠 2]
(L) COZINESS 月 - 木 15:00 - 18:55 大和良子 [ネット枠 3]
メディカル山口 最終木曜日 17:10 - 17:20 - COZINESS内包
GEORGIA Dream Catcher 月 - 木 17:25 - 17:30 金光一昭 HFM発、中国地方4局5県企画ネット。
COZINESS内包。
FM県民ダイアリー 月 - 金 18:10 - 18:15 水谷寛 なお年末年始は休止される。
COZINESS/はっぴーはっぴーフライデー内包
(L) HARAPAN! 金 11:30 - 12:55 中馬祥子
山口裕大
 
(L) はっぴーはっぴーフライデー 金 15:00 - 18:55 金光一昭
宮田あやか
[ネット枠 4]
大人ウォーク 金 20:00 - 20:30 白松あつ子 2008年5月スタートのトーク番組。
放送開始時は土曜20時からの55分番組だったが、2010年4月から水曜20時台前半に枠移動するとともに25分短縮された。
2011年4月の改編で「A・O・R」のネット開始に伴い枠移動。
(L) ネコニチーク 土 12:00 - 12:55 大畠寛美
はる
 
MIKKOとヤスベェの Hey!Girl Hey!Boy 土 18:00 - 18:30 MIKKO
大谷泰彦
2012年10月スタート。
日曜19時からの放送だったが半年後に枠移動。
Ride On Music! 土 18:30 - 18:55 兵頭尚吾
中馬祥子
 
YASUBE PRESENTS THE mouVment 日 18:30 - 18:55 大谷泰彦  
ウキウキ放送局!零-ゼロ- 日 24:00 - 24:30 水谷寛 ※諸般の都合で7月24日以降、9月24日まで休止。[9][10]
  1. ^ (ネット枠)7:55 - 8:00「JFN NEWS ハイライト」(JFNC発)、8:00 - 8:20「中西哲生のクロノス」(TOKYO FM発)
  2. ^ (ネット枠)10:10 - 10:15「JFNラジオショッピング」(JFNC発)
  3. ^ (ネット枠)15:32 - 15:42「あぐりずむ」(TOKYO FM発)、15:42 - 15:47「JFNラジオショッピング」(JFNC発)、15:55 - 16:00「JFNニュース」(JFNC発)、16:10 - 16:19「はぴねすくらぶラジオショッピング」(JFNC発)、17:20 - 17:25 JFNC発5分番組<(月)Car Life Up To You/(火)イマドキ用語の基礎知識/(水)ECO LIFE~幸せのヒント~/(木)ゴルフ大好き宣言>、17:50 - 18:00「NAGASE The Standard」(TOKYO FM制作、JFN異時ネット)
  4. ^ (ネット枠)15:55 - 16:00「JFNニュース」(JFNC発)

JFNC・TOKYO FM以外のネット番組[編集]

下記以外はJFNC制作番組、TOKYO FM制作番組がメインである。

現在放送中
放送終了

ニュース・天気予報・交通情報[編集]

ニュース(ローカル枠)
2015年3月をもって自社制作・各新聞社配信のニュースはすべて取りやめられ、全枠「JFNニュース」の放送へ変わった。このうち7:55の枠は「JFN NEWS ハイライト」に改題する。ローカルの話題は自社制作番組の中で随時触れるのみとなっている。そのため"FMY NEWS highlight"のジングルとBGMは廃止された。
2015年3月まで、自社送出のニュースは平日のみ1日6回放送。朝8:55と夕方18:55の回を除き、下記の全国紙・ブロック紙が日替わりで協賛して、ストレートニュース形式で独立した放送枠となっていた。
開局当初から永らく[19]BGM無しだったが、20周年のジングル変更時に「FMY news highlight」のコールタイトルとBGMが挿入されるようになった。
かつては土日も放送されていたが、2009年4月よりすべてJFNC配信のJFNニュースに切り替えた上で一部時間帯にスポンサーを付けて放送している。その場合は水谷アナウンサーによる提供クレジットが冒頭に入る。
曜日別に以下の各紙からの素材提供を受けていた。うち、読売・中国・山口の各紙はニュース枠のスポンサーにもなっていた(各紙関連のCMが挿入される)。朝日新聞はかつてCMを挿入していたが、現在はCMを流さず、代わりにFMYのジングルを挿入していた。
ニュースの冒頭は「時刻は○時××分になりました。(□□の提供でお送りする)■■新聞ニュースをお伝えします。」で開始し、終了時に「以上、△△がお伝えしました。」で締めてCMに入った。
CM明けに、スポンサーが無い場合は「■■新聞ニュースをエフエム山口のニューススタジオからお伝えしました。」で終了。CMがある場合は「■■新聞ニュース、□□の提供でお伝えしました。」で締めた。
2012年3月をもって平日8:55に放送されてきた経済情報特化の「日経ジャーナル」が終了した。
なお、自社制作のニュース("FMY NEWS highlight"のジングルが入るもの)はドコデモFMでは配信されていない。
  月~金 土曜 日曜 備考
7 7:55     朝ワイドに内包される形で放送。
8 8:55 (J) 平日は旧「日経」枠。2012年3月に終了
9        
10        
11 11:55   11:55 (J)  
12   12:55 (J) かつて日曜はこの時間に天気を放送していた。
13        
14   14:55 (J)    
15 15:55      
16   16:55 (J)  
17 17:20     「NEWSハイライト」など各番組によって改題。
月~木は読売、金は中国。
  17:55 (J)  
18 18:55 18:55 (J) 土日もかつては山口新聞ニュース
19 19:55      
20   20:55 (J)  
21 21:55 (J) 原則この時間以降は翌朝まで自社編成はない。
22   22:55 (J)  
23        
24 24:55     かつて「PUSH ONE」だったが1時間枠を繰り上げている。

上記に記したとおり現在全てJFNニュースとなっている。以上のものは2015年3月のもの。(J)はJFN。

天気予報
平日のみ1日1回放送(7:30)。ただし、明確に「天気予報」という独立した枠があるのは朝の番組のみ。
開局以来女声コーラスの「天気予報〜」のジングルの後「RAINBOW MAN」(アール・クルー)に乗せて天気を読んでいたが、20周年のジングル変更時に「FMY weather」のコールタイトル後にアップテンポのBGMに乗せて放送するスタイルとなっている。
こちらもかつては土日も放送されていたが、すべて廃枠となっている。10:55、17:55に放送され、日曜のみ12:55にも放送があった。また平日昼(13:47)にも放送されたことがあった。夕方に関しても夕方ワイドに内包、ないしは独立枠(金曜日)で18:50に放送されていたが2010年3月末の平日夕方ワイド廃止で廃枠となった。
2015年12月改編をもって8:25の放送も廃止された。現在は早朝1回のみで、そのあとは適宜触れるのみ。また、"FMY weather"のジングルとBGMも廃止された。
道路交通情報
平日1日5回・土曜1日2回放送。日本道路交通情報センター山口センターからの放送。ニュースなどと同様に独立パート扱いとなっており、他局のようにDJとのやりとりはない。なお、日曜は従来から放送が無い(KRYラジオも同様)。
開局以来、FMとしては珍しく「道路交通情報」と名乗っている。1998年の"Friday Super Freak"で開始時から、2015年12月現在に至るまで使用されてジングルでは"Traffic Information"と歌っている。(ただし、次コーナー紹介や提供読みの際は依然「道路交通情報」と読み上げられる。)
開局以来女声コーラスの「道路交通情報〜」のジングルの後トゥーツ・シールマンスのDriven' southに乗せて読み上げられていたが、20周年のジングル変更時に上記で使用されているものに統一された。
  月~金 土曜 日曜 備考
6   6:51 6:39 ネット番組内包の「全国幹線道路情報」
7 7:35     朝ワイドに内包される形で放送。
8 8:50 8:20   2015年11月までは朝ワイドに内包される形で放送。12月からは独立番組での放送。
土曜は独立枠だったこともあるが現在はネット番組に内包。
9        
10       平日10:20から放送された。
長らく独立番組であったが、現在は朝ワイド内包。
2015年3月末で廃止。
11        
12        
13        
14 14:30     ネット番組内包。
自社制作になる以前からネット枠に内包されていた。
15       土曜15:55から放送されていた。
2015年3月末で廃止。
16        
17 17:30     自社ワイドに内包。
18 18:20     自社ワイドに内包。

特別番組[編集]

  • FM山口開局特番(毎年11月23日 - 12月1日のうちに長時間編成、2010年は特番としては放送せず)

ヘヴィー・ローテーション[編集]

エフエム山口ではヘヴィー・ローテーション(パワープレイ)のことを「FMY PUSH ONE」(プッシュ・ワン、「一押し」の直訳。FMY検定によるとサブタイトルは「炎の皿回し」ということである)と呼び、月一回洋楽と邦楽一曲ずつ選んで5分枠または自社制作番組の中で放送している。

また、年1回8月にFMQリーグの共同企画としてヘヴィー・ローテーション企画「FM Q LEAGUE POWER PLAY」を放送している。

放送終了した自社制作番組[編集]

早朝番組[編集]

は最終的に2001年に『Morning Kiss』に吸収合併された番組。

  • サンライズ・ウェイヴ
    開局当初に放送していたミニ番組のひとつ。後に5分間の『ウェザー・ファイル』()へと変わる
  • Morning Breeze
  • Okky'sSuperRadioShow → Morning Kiss FridayEdition
  • Morning Kiss → Morning Street

元来、エフエム山口は朝番組には非常に消極的であった。朝はJFNCからのネット番組を中心に編成し、ローカル差替え可能枠にミニ番組を組み込んでいた。上記の「サンライズ・ウェイヴ」「ウェザー・ファイル」「Morning Breeze」がそれである。2001年秋の改編で後発ながらようやく朝ワイドを立ち上げた。
後番組の関係から10:20終了が続いていたが、2014年10月より11:00までに拡大された。

昼ワイド番組[編集]


このうちの「FM MUSIC SALAD」は開局当時から続く番組で2001年の秋まで12時スタートを維持し続けた。
その改編により、放送時間を拡大するもののいったん撤退し復活、現在は金曜日のみに縮小している。

「コットン・クラブ」と「グッデー・アフタヌーン」は昼下がりに生放送していた。この2番組のあいだには多少のブランクがある。

「REDCARD」はパーソナリティの一人であるゴンザレス弘中が下関市を地盤にしていたこともあり下関方面の情報が多かった。また、もともと金曜日に放送されていたが、後述の縦長ワイド設定に伴い水曜日に変更になった。また、「FM MUSIC SALAD」も金曜が廃止される。

なお、現在廃枠の13:47の天気予報や14:30の道路交通情報が長らく続いているのはこの頃の名残である。

「ニコニコフライデー」は久しぶりの昼枠の放送ではあるが前述通り金曜のみの放送。

「Daytime Street」は2009年に立ち上げられた昼ワイド。2010年3月までは15:55までであったが、夕方ワイドが終了したため、一部を引き継いだうえで16:55までに拡大した。2015年11月の改編で終了、前半部分はJFNCネットに復す。また、後半部分は夕方ワイドに統合され再び廃枠となった。

 

夕方ワイド番組[編集]

は最終的に2003年に『paradise radio』に吸収合併された番組。

こちらも開局当初こそ消極的だったものの、1989年にJFNCネット番組から情報番組「FMY EVENING TERMINAL」へ切り替えた(こちらも縦長ワイドがはじまるまでは金曜まで放送)。
1998年からは電リク番組「さでこみ」を立ち上げる。その後の「paradise radio」後期から放送時間を繰り上げていったが2010年3月に現行の昼ワイドと統合する形で廃枠となり、その後はネット番組の一部を差し替える形をとっていた。2015年12月より自社ワイドが15:00スタートの4時間枠で復活(内包コーナーはそのままスライド)。

また、2009年春より「Evening Street」が金曜日に拡大され、「FMY EVENING TERMINAL」と同じような編成となっていたが終了、金曜縦長ワイドとしてこちらは継続している。

金曜縦長ワイド番組[編集]

1998年、エフエム山口の改編の一つとして金曜日に縦長ワイドを設けることとなった。それが「フライデー・スーパー・フリーク」で、地方ローカルの番組としてはロングランとなる7時間30分の放送を開始した。
2001年の改編で終了し、「デリシャス・フライデー」というレーベルを設けることになった。朝と昼の番組は他曜日と同一であるがパーソナリティや一部構成を変更することで差別感を図った。夕方枠はこれまで土曜60分枠であった「COUNT DOWN ATTACK!!」を内包させた。

2006年スタートの「ビリフラMAX」を最後にして5時間以上の生ワイドは制作されていないが、金曜の縦長ワイドのコンセプトは引き継がれ続けている。

その他の自社番組[編集]

日曜午後6時枠

開始以来、この時間帯には「FM県民ダイアリー」とは異なる山口県提供の番組が放送されてきた。山口在住の様々な人にインタビューしたり、県の取り組みを聴いていくインタビューが主であった。

カウントダウン
  • Weekend Best10 → COUNT DOWN ATTACK!! → ビリフラMAX TOP10 → FMY WEEKLY MUSIC CHART
    「Weekend Best10」は広島などで活躍する君崎滋が出演していた。その後、それをリニューアルする形で「COUNT DOWN ATTACK!!」がはじまる。この頃までは土曜の夜に60分放送されていた。
    「COUNT DOWN ATTACK!!」が金曜の夕方に移動して以降は縦長ワイドの後半部分をカウントダウンとするようになっていった。「FMY WEEKLY MUSIC CHART」は「Evening Street」から使われているタイトルである。2015年11月27日、内包先の『FRIDAY BANG!BANG!HAGHWAY』終了に伴い、長きにわたって発表されてきた山口県下のオフィシャルチャートの発表はなくなった。
アマチュアバンド応援番組
その他
  • BB金光のプレジャーQ(クオーター)
釣り専門の15分番組

放送形態[編集]

JFNC番組ネット形態[編集]

FM山口では、JFNC制作番組を不自然な形で放送することが多い。

  • ネット番組内に独自に別番組枠を設けており、本来のコーナーが放送されないケースがある。
    過去の例では、「te quiero pa quiero」内で、毎週金曜日に「ビバ!地球市民」を放送していたため、9:30からの20分が放送されなかった。「te quiero〜」が「Open Sesame!」に変わる際に「地球市民」が枠移動し、この形態は消滅した。また、「ヒルサイド・アヴェニュー」→「Wonderful Go!Go!」についても、14:30からの10分間は「道路交通情報」「FMほっとインフォメーション」のため放送されなかった。
    現在は、自社制作番組項の「News Delivery」の他、「FRIDAY GOES ON! 〜あっ、それいただきっ!〜」と「SPORTS GROOVE!!」がその例となる。前者はローカル枠でない14:30から交通情報を放送し14:35から再び飛び乗り。後者の場合は本来のローカル枠8:20の時間帯に交通情報を放送するほか、ローカル枠から外れる8:25からPUSH ONEを放送して、8:30から飛び乗っていた。後番組の「サタ☆スポ」は8:20で飛び降りていたが、現在は再び8:30から飛び乗る編成に戻っている。
  • 番組自体が継続されていても比較的短期間でネット打ち切りとなる番組が多い。
  • CM枠においては、ほとんどの番組でCMフィラーBGMを差し替えず放送する。ただし、途中の自社差替前後や毎時55分過ぎからのCM枠には自社からのCMを発信する。
  • 年末年始は一部の自社制作の情報番組を休むため、代替として通常は放送されないJFNC制作の番組がネットされることがある。
    過去の例では、「Heart Beat Basket」や「ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip」が休みに入ったため、「CO-CO MIX」や「Switch!」がネットされた(CO-CO MIXはもともとレギュラー放送されていた番組でもある)。
    2010年末以降は、自社制作の情報番組がすべて休止される。「Morning Street」は「OH! HAPPY MORNING」のネットとなり、「Daytime Street」は「flowers」→「face」もしくはJFNC年末年始特番へと変更される。
  • 2010年以降、日曜19時枠以外にも土曜の昼と夕方に単発30分単位の特別番組を編成することが多く、その時間帯のJFNC番組は休止となり振替放送はしない。なお、その単発番組はFM FUKUOKA発のことが多く、番組によっては福岡・山口のみのこともある[20]

2001年秋の大改編[編集]

エフエム山口は2001年10月1日に番組改革の一つとして、平日の全日的な大規模な番組改編を行った[21]。これは、従来朝と昼前に行ってきたJFNCネット番組(2001年9月末時/朝:『Open Sesame!』、昼:『CO-CO MIX』)を打ち切って新たに自社製作番組をスタートさせたものである。

朝枠では『ウェザーファイル』・『道路交通情報』・『Morning Breeze』・『ニュース』・『立花裕人のMORNING FREEWAY』・『三本和彦の自動車王国』・『天気予報』・『Open Sesame!』・『日経ジャーナル』(『Open Sesame!』に内包)を統合して、新たなるローカルワイド番組として新井道子担当の『Morning Kiss』を立ち上げた(『自動車王国』『Open Sesame!』はこの時点でネットを打ち切られた)。

昼枠では、『CO-CO MIX』・『ニュース』・ローカル番組『FM MUSIC SALAD』を統合して井村由美子担当の『Heart Beat Basket』を立ち上げた。

金曜はもともとの『Open Sesame!』の打ち切りと金曜午後の自社制作番組だった『FridaySuperFreak』の発展として朝の7:30からの14時間を『デリシャス・フライデー』として、立石三恵子担当の『Morning Kiss』、同じく立石担当の『Heart Beat Basket』、ネット番組の『ヒルサイド・アヴェニュー フライデー・スペシャル』をスタートさせ、さらに『「坂崎さんの番組」という番組』の枠移動、井村担当『COUNT DOWN ATTACK!!』の枠拡大、枠移動と従来の『木もれ陽のアプローズ』(HFM制作・中国4局ネット)と『ディア・フレンズ』(TFM制作・JFN全国ネット)を組み込んだ編成を行った。

2003年3月に『Heart Beat Basket』が、2006年3月に『COUNT DOWN ATTACK!!』が終了し、最後まで残っていた『Morning Kiss』も2008年3月に終了した。朝の帯番組は『Morning Street』として自社制作を継続しているが、昼の帯番組は2008年4月からJFNCネット (ONCE) に復帰した。

コーポレートロゴ変更[編集]

2005年7月1日CIを実施し、コーポレートロゴを全面変更し、ホームページも大幅にリニューアルした。このコーポレートロゴはCI以前から『FMY-TV』で先行使用されていた。これに伴い番組・CM中のジングルも一部変更され、以前の愛称“Heart Warm Radio”が原則として使用終了となった(ただし、2008年春までは『Morning Kiss』『ランチタイムブレイクSkip×Skip×Skip』のオープニングにおいてこの愛称がコールされていた)。

また、イラストレーター・上大岡トメ[22]がデザインした新キャラクター「緑山タイガ」を採用した。

開局20周年でのジングル等の変更[編集]

エフエム山口は2005年12月1日の開局20周年を機にジングルやミニ情報番組のBGMの全面変更を行った。

ジングルは開局以来のものや10周年記念のものはすべて20周年の特別版、及びそれを元としたものに全差し替えとなった。

最も多く流されたのは、1985年12月の開局以来のもの。女声コーラスによる、「エフエムやまぐち〜」「J・O・U・U〜、エフエムやまぐち〜」「うきうきサウンド・わくわくメディア〜♪」などと歌うものだった。開局から5年後の1990年には西司(にし・つかさ)プロデュースによるものが作られ、その5年後の1995年には10周年記念のものもできた。

20周年以降のものは、アメリカのダラスで制作されたものとなっている。「FMY the place for you」と歌われているものは、2パターンあり、最初は「20th anniversary」と歌われていたが、21年目以降の事もあって差し替え用の「It's your power station」が用意されている。

また、自社送出のニュース・天気予報・道路交通情報のコールタイトル・BGMをあわせて全面的に変更している(上述)。

なお、FMY-Contents・だるだる談話室内で古いジングルが紹介されている。

また、これはCI時と同時にTOKYO FMの全国ネット番組前(一部除く)で用いられていたJFN共通ジングルの使用を取りやめ独自ジングルを採用している。
この共通ジングルでは、共通の「♪Your listening to your favorite」と歌った後に、女声で「Heart Warm Radio FM YAMAGUCHI」と読み上げられた。

2015年12月1日の開局30周年を前に4月1日にステーションジングルが新しくなった(「♪Happy Thirty Years Always by your side FMY」と歌っている)[23]
開局31年目に入った12月1日以降は別の英語表現に変わっているがメロディラインと最後の「FMY」は変わっていない。

放送開始・終了・休止[編集]

放送は日曜日深夜(月曜日未明)の24:30 - 29:00 (0:30 - 5:00) までをメンテナンスタイムとして放送を休止しているが、それ以外は24時間放送。メンテナンス多の際は試験電波を発射しており、終了後翌朝まで音楽を流し、毎正時には時報、0:35頃と、毎時30分過ぎには試験電波発射中のアナウンスが流れる(アナウンスは新井道子アナウンサー)。

流れる音楽としては、洋楽・邦楽やインストゥルメンタル曲を垂れ流しするほかに、過去の洋邦PUSH ONEを特集して流すこともある。この試験電波はドコデモFMでも流される。

エフエム山口では、毎朝4:58.30 - 4:59.42まで、周波数告知(月曜日早朝はこの告知がオープニング)を行う。オープニングアナウンスの時のBGMは『あすの天気』(日本テレビ毎日20:57頃)のものと同一のもの。オープニングBGMは「Feelin' Happy/Dan Siegel」。
日曜深夜のみ0:29.00 - 0:30.30に放送終了アナウンス(クロージング)を放送(アナウンスは新井道子アナ)。これまでは「夜にやさしく包まれて、さぁ、夢空間へ旅立ってください。今夜はどんな夢を見るのでしょうか」というアナウンスが追加されていたが、周防大島局開局で、これまで途中に読まれていた「今日のプログラムをすべて終了いたします」を末尾に持ってくる形に変更。クロージングBGMは「パストラル/中村由利子[24]
いずれも、アナウンスの構成は変わっておらず、中継局の紹介は山口送信所から開局順。

FMY Podcast[編集]

FM山口では、番組でカバーできなかった情報などをポッドキャストで配信している。

アナウンサー[編集]

開局以来、自社アナウンサーは比較的少数で放送されている。最大6人体制であったが、中途退職と後任の不補充により、4名まで減少している。

在籍中[編集]

  • 水谷寛(1986年 - ) - 大のアニメ好きとしても有名。情報番組とアニラジを巧みにこなす
  • BB金光(1993年 - /情報番組では主に本名の『金光一昭』名義で出演) - レジャー番組やバラエティ番組を中心に活躍する一方でイベントや自社制作番組のプロデュース・ディレクション・ミキサー・ライターを一手に引き受けてこなす。
  • 新井道子(1987年 - ) - FMY専属では唯一の女性アナウンサー
  • 大和良子(2008年3月 - /現在はフリーアナウンサー) - かつて「SUNSET-STUDIO FMY EVENING TERMINAL」を担当していたこともある。

退職者[編集]

  • 荒瀬英俊(1985年 - 2002年/現:フリー、県内のコミュニティFM(宇部や防府など)を拠点に活動) - FMY開局前まではラジオ福島でアナウンサーをしていたがUターン。
  • 木谷美帆(1994年 - 2001年/現:フリー、関西を拠点に活動。FM-OKAYAMAMBSラジオe-radioなどで番組を担当し、現在はラジオ関西三上公也の情報アサイチ!」アシスタント)
  • 井村由美子(1993年 - 2010年)
  • 俊山真美(2004年 - 2009年/現:フリー、広島を拠点に活動。RCCラジオなどで番組やレポートを担当し、現在はHFM皆実町マルシェ」パーソナリティ)
  • 鈴木晶久(2003年 - 2010年3月/現:フリー、関東を拠点に活動。TOKYO FM報道情報センター所属。このセンターではJFNニュースも担当するため、時折JFNニュースやTFM発の番組で声が聴ける)
  • 築地雄太郎(2011年4月 - 2014年3月)

脚注[編集]

  1. ^ エフエム山口営業部のツイッター(2015年4月1日午前6時16分)
  2. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015年11月20日、404頁。
  3. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003年11月、417頁。
  4. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992年11月、395頁。
  5. ^ a b c d e f エフエム山口 非常勤取締役
  6. ^ 長門局は開局から2000年7月2日までは81.6MHz(出力10W)で送信されていた。しかし、当局の美祢局(81.5MHz、開局は長門局より後だった)との混信や、美祢局内でのマスキング(全く受信できなくなる現象)の発生、NHK山口FM豊北局(81.9MHz)との混信が起きたため、2000年7月3日に現在の周波数に変更され、同時に出力も増強された。余談だが、中国新聞(山口版)のFM山口週間番組表のチャンネル欄は、2000年7月3日発行以降も旧周波数が記載されていた。
  7. ^ ドコデモFM|聴取可能放送局一覧
  8. ^ 本日スタートPURE Morning (*^^)v
  9. ^ FMY Information 【放送休止のお知らせ】ウキウキ放送局!零-ゼロ-
  10. ^ FMY Information 【放送再開】ウキウキ放送局!-零-
  11. ^ 制作局のFM FUKUOKAでは当該時間に『BUTCH COUNTDOWN RADIO』を放送しており、FM FUKUOKAの入る地域では表裏の関係になる。
  12. ^ 2012年4月-2015年12月は8:20-8:30に自社制作の「道路交通情報」「PUSH ONE」を内包した上で8:55までのフルネット。
  13. ^ タイムテーブル上は「サタ☆スポ」に内包されているように書かれているが、当番組は30分あるため「サタ☆スポ」は事実上8:20で飛び降りている(8:20は道路交通情報)。
  14. ^ 2012年10月-2014年3月は中断
  15. ^ この番組は青森岩手宮城福島栃木岡山宮崎鹿児島沖縄のJFN系列9局、千葉新潟の独立ラジオ2局、水戸鹿嶋つくば日立茨城県のコミュニティ4局で4月以降放送開始している、東北地方太平洋沖地震ならびに東日本大震災復興支援のもので、山口でも5月14日から放送を開始した(第6回目の放送)。
  16. ^ FMY Information『長渕剛の震災復興支援番組、放送開始!!』
  17. ^ 幹事の文化放送では創価学会がスポンサードしているが、FMYでは「各社」にスポンサーを差し替えている
  18. ^ JFNでは他にも35局、AMでは38局がネットしており、KRYラジオにおいても金曜の昼間に放送されている。
  19. ^ 「EVENING-TERMIAL」「paradise radio」「Friday Super Freak」「COUNT DOWN ATTACK!!(金曜時代)」の中で17:20頃に放送されたもの、また「Morning Kiss」7:55に放送されたものについてはBGMつき。
  20. ^ 「SOUND PUREDIO presents May'nの デ☆ラ!May'n!!」(2010.4.3)、「SOUND PUREDIO presents May'nのシャベッテミル」(2010.10.16)、「坂本真綾 ミツバチ」(2012.11.17)
  21. ^ なお、この改編に対して、一部で“FMY-Revolution”の呼称が用いられた(改編前後に『月刊タウン情報やまぐち』などでも使用された)が、この呼称が一般的に使われていたかどうかは不明である。
  22. ^ 上大岡トメは現在宇部市在住である。
  23. ^ だるだる談話室・開局30周年でございます
  24. ^ 放送開始当初は「カラーパープルのテーマ/DAVID FOSTER」と「グッドナイト/種とも子」をつないでいた参考リンク=FM山口伝言板「放送終了のBGM」。のちに中村由利子のウィンターロマンス にかわり、今に至る。

外部リンク[編集]